個人的考察
中盤の補強が進まない。 ポグバ獲得が頓挫し、プランBであったファン・デ・ベークとエリクセンがメインターゲットとなっているが、いずれにせよマドリーは25人いっぱいの現有戦力を整理しなければ、新たな契約は難しい。 溢れるのを覚悟で契約に向かえば、…
モントリオールでのキャンプが始まって既に1週間ほどが経過したが、7月に入ってからの補強に目に見える進展はない。 中盤にポグバやエリクセン、ファンデベークといった名前は挙がっており、特に前の2名についてクラブ間でやり取りがあったことはおそらく…
バルセロナがリバプールに敗れ、スペイン勢のCLは終わった。 マドリーが早々に脱落し、アトレティコもペースを上げられず、その他のクラブも対抗馬足り得なかったため、リーガは確保できることが早い時期に確定的となっていて、CLも狙えるシーズンだったのだ…
CLや各国リーグが佳境となる中、タイトルの可能性がないマドリーは消化試合を淡々とこなしており、話題に乏しい。 この期間は「来季に向けた壮大なトライアウト」という見方があったが、ジダンがうまく回答をぼかしているため、そうなのかどうか判然としな…
8月末で移籍市場が閉まり数日経ってしまったが、終盤の動きを振り返りつつ、マドリーの市場での振る舞いから、その変化について考えてみたい。
W杯はグループステージが終了、決勝トーナメントへと進んでいる。 紆余曲折がありつつも日本代表がベスト16に残ったこともあり、普段扱いが少ない地上波のチャンネルでもフットボールの話題が多い。 私も普段からフットボールに関わっている端くれだが、こ…
年度末ということもありバタついておりまして、しばらくブログから離れておりました。 間が空いてしまったので、ニュースに絡んで少し。 www.afpbb.com 4人目交代枠の導入、CL出場済プレーヤーの別クラブでの再登録可など、クラブの補強戦略に大きく影響を…
先週ミッドウィークのコパ、フエンラブラーダ戦はベルナベウで2-2、週末のアウェイでのアスレティック戦はスコアレスのドローとなった。 コパは勝ち抜けているし、控え中心、カスティージャのプレーヤーも先発させての結果なので、許容すべき範囲とも言え…
全体練習に復帰していたベイルが再び負傷した。今回は左足内転筋の挫傷と公式発表されており、離脱期間は1か月との報道。事実上ベイルの2017年中の復帰は見込めないこととなった。 www.realmadrid.com
■スタートは痛恨事から マドリーの今夏の移籍市場は痛恨の出来事から始まった。 ペペとの契約更新が成立せず、フリーで手放すことになってしまったのだった。 結果としてCLで大きなライバルとはならないであろうベジクタシュと契約したことで、マンチェス…
家を空けていたこともあってしばらく更新が滞ってしまいました。 先週末はインターナショナルマッチデーで試合もなかったので、リハビリも兼ねて試合以外の話題、標題の通りセンターバックの状況を少しまとめておきます。 さて、トップチームのセンターバッ…
セビージャとのサンチェス・ピスファンでの連戦は、コパ第2戦が3-3、リーガ第18節は1-2で終えた。マドリーはコパデルレイの準々決勝に進出したものの、リーガでの敗戦により公式戦の無敗記録は40でストップした。 セビージャはホームで然るべきレ…
2016年、マドリーはCWC優勝で公式戦の日程を終えた。 南米がかつてよりも力を失ったことで、ヨーロッパのクラブの優勝はほとんど義務となっている大会でのこの結果は最低限のもの。優勝の喜びよりも、2試合ともに苦労したという思いがずっと強かった…
初めてシーズンスタートからトップチームを指揮するジダン。序盤こそ勝利を重ねてきたが、ここにきてビジャレアル(1-1)、ラスパルマス(2-2)、CLドルトムント(2-2)、エイバル(1-1)と4試合連続の引き分けと、苦しんでいる。 ドルトムン…
マドリーはミッドウィークの第5節ビジャレアル戦を1-1、週末の第6節ラスパルマス戦を2-2で終え、2試合連続の引き分けとなった。 長いシーズンなのだし、2試合連続引き分けくらいは十分にありえることで、ここぞとばかりに否定的な話題が様々に掘り…
ハメス・ロドリゲス移籍の噂が断続的に報じられている。 CL決勝で出番がなかったことの印象が強く、それ以前から起用が少ないジダンとの関係は悪かったとも推測されていて、代表戦絡みのニュースが減ってきたらこうした報道が増えそうな様子だ。 彼自身の…
事前の予告もなくしばらくお休みさせていただいておりましたが、そろそろ落ち着いてきたので、再開させていただこうと思います。 セビージャ戦は結果的には快勝し、インターナショナルマッチの週末となったので、今回はリハビリがてら表題の通りモラタの買い…
リーガは18節を終えて、マドリーは11勝3敗4分、勝ち点37でアトレティコとバルセロナに次ぐ3位につけている。 首位アトレティコとの勝ち点差は6で、数字上はまだまだ優勝を狙える位置にいるし、CLも順当に1位でグループステージ突破を決めた。 …
マドリーの今夏の話題の中心だったデヘアの獲得は、最終的に事務処理が間に合わず実現しないままで終わった。 マドリーもユナイテッドも最終日の交渉の経過を説明する形で自らの正当性を主張する声明を発表しているが、マドリーが今シーズンのデヘアの登録を…
’14~’15シーズンが終了し、マドリーはアンチェロッティからベニテスへと監督を入れ替えた。 監督が代わり、多少なりとも新しいチームに変革する可能性の高いオフであり、本来であればいろいろな話題が出てきてもおかしくないのだが、シーズン終了後は代…
アンチェロッティの解任が間近だという。こうした話題の常ではあるが、各メディアは解任を前提とした後任候補を連日伝えている。 今シーズンの総括記事の前にではあるが、このことに関して言えば、今シーズンの結果は当然ながら昨夏のオフから地続きのもので…
代表戦の期間中、マドリーのプレーヤーに大きなけがはなく皆帰ってきた。 逆に長期離脱していたケディラが練習に復帰し、レバンテ戦では招集リスト入りとチームに完全復帰。更に昨シーズンのシャルケ戦で負傷していたヘセも間もなく練習に復帰予定と、メンバ…
夏の移籍期間が終了した。 マドリーは例年になく売却が早く進んだ夏だった。 リーガで実績のあるケイラー・ナバスと契約して、世代交代を含めた将来への投資を行いながら、ディエゴ・ロペスにフリーでミランに移籍してもらいGK問題の一応の解決を図った。 フ…
まだまだW杯も始まったばかり。代表の話題が賑やかなタイミングだが、今回はマドリーの今夏のポイントについて考えてみたい。 各ポジションはシーズン後半の4-3-3をイメージして、次のリンクで大会ごとに整理されている’13~’14シーズンの出場時間…
‘13~’14シーズンのマドリーは、リーガこそ3位に終わったものの、コパでは優勝し、10度目のCL制覇でシーズンを終えた。 リーガでは要所での試合、特に上位2クラブであるアトレティコとバルセロナに結局勝つことができず、最後には優勝争いから脱落…
最近再び出番を増やしつつあるイスコについてのABCの記事を簡単に。 リーガ開幕当初イスコは先発だったが、アトレティコに対して敗北して以降は控えに回された。フランシスコ・アラルコン、”イスコ”は守備的な質で知られた選手ではなく、マドリーは頻繁に…
カシージャスの立場は次第に悪くなっている。リーガでベンチが続いているからではなく、政治的な争いの元であることによって。 バルセロナ戦のマドリーの先発メンバーは、試合開始のかなり前にマルカなどによって報道されていたが、セルヒオ・ラモスの中盤で…
リーガで2戦連続ベンチスタートとなったカシージャスと、その代わりにゴールを守るアダンについての話題は多い。 今節はベルナベウでの試合ということもあって、試合開始当初はカシージャスの控え扱いに対するブーイングもあった。 モウリーニョはカンテラ…
前編はこちらから。 前編では、今オフの補強の状況と、モウリーニョの契約延長について振り返った。 今回は、もう一つの事例を取り上げた上で、まとめることにしたい。 ■人事 先日、マドリーとスペインを代表する選手の1人であるイエロをスポークスマンにす…
独走を続けるバルセロナを追うことができていない今シーズンのマドリー。CLでも、難しいグループに入り、ドルトムントが素晴らしい出来だったとはいえ、アヤックス戦以外は勝利しても不安な試合が多かった。 こうした状況になった原因はどこにあるのか。そし…