レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ようやくモドリッチ獲得

ついに決まった。

「やっとか。」というのが、全てのマドリディスタの思いだろう。

ルカ・モドリッチの移籍がようやく公式に発表された。

移籍金は、スペインとイングランドのメディアでは異なった報道になっているようで、例えばマルカでは3000万ユーロとインセンティブ500万ユーロとなっているが、イングランドでは4000万ユーロ程度という報道もある様子。

モドリッチとマドリーは5年契約で、アスによれば年俸は450万ユーロ。

ユーロ前から1か月半にも渡り続いてきた一件がついに決着。この移籍交渉は、トッテナムの勝ちで終わった。

早い段階(プレシーズン中)にモドリッチの加入を決められず、結果、チームにフィットさせる時間もなく、彼は単独でのトレーニングを余儀なくされたことが、まず第一のポイント。

そして、これほど粘ったにも拘らず、マドリーが思うような額ではトッテナムと合意できなかったことが第二のポイント。

トッテナムは、国内のライバルであるチェルシーに移籍を認めるかのような姿勢まで見せてマドリーを揺さぶった一方、マドリーはモドリッチしか実質的な選択肢はなく、有効な手を打てなかったという印象だ。

今回の合意に付随するパートナーシップは、よくわからないのが正直なところ。

親善試合や、互いの選手に対する優先的な交渉権なども、もしかしたら入っているかもしれない。トッテナムにとっては、マドリーからファンデルファールトやシティへ戻ってからのアデバイヨルなどが加入しているし、マドリーはベイルという可能性もある。そういう意味では、こうした交渉内容があっても不思議ではない。

モドリッチに期待すること

モドリッチに改善してもらいたいのは、バルセロナ戦で改めて浮き彫りになった繋ぎの精度向上と、シャビ・アロンソへ依存してしまいがちな攻撃の組み立て。

トップ下よりはピボーテの位置で、前線を操ってもらいたい。

こういう出し手が加わることで、前線の選手もボールを受けに来るような、良い変化が起こることを期待。

とにかく、長くかかった交渉の末の加入。期待は過剰なほどに大きくなってしまったが、マドリーに新しいオプションを増やす存在となって欲しい。