レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

デポルティーボ戦はケイラー・ナバスで?

負傷や出場停止以外ではなかなかメンバーを変えずに戦ってきたアンチェロッティのチーム。CLを目前に控え、ようやく変化を加えるかもしれない。ASの記事を簡単に。

ケイラー・ナバスは土曜日にベルナベウで開催されるデポルティーボ戦に出場する目新しいプレーヤーのひとりとなるかもしれない。実際、アンチェロッティは昨日ケイラー・ナバスを先発チームでテストした。ケイラー・ナバスが先発となれば、リーガでは3か月ぶりのこととなる。最後にプレーしたのは昨年の11月8日にラージョをベルナベウに迎えた試合だ。それ以来、彼はコパで3試合、CLで2試合に出場している。

GKの変更はデポルティーボ戦の唯一のニュースではなく、先発にはその他に3人の新しいプレーヤーが名を連ねるだろう。2人はディフェンダーで、1人は中盤だ。アルベロアとマルセロ(アトレティコ戦はイエローの累積で出場停止だった)が、カルバハルとコエントランの負傷に伴って先発に復帰する。

確かに、コエントランはふくらはぎの損傷で昨日の練習を切り上げなければならなかった。およそ10日前後の離脱となる。

中盤で新たに先発に入るのはイジャラメンディで、彼がクロースとイスコとともに組むことになる。

・システム

アンチェロッティはベイル、ロナウドベンゼマのトリデンテに信頼を置くだろう。

2015年が始まって以来パフォーマンスは悪いにもかかわらず、アンチェロッティは彼らを先発に置き続ける。今以降も4-3-3であることに交渉の余地はない。数日前に監督自身が認めたように、身体的な問題がなければ、彼ら3人は先発するのだ。

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CL前に大きくローテーションする可能性はある。GKが変更されるとすれば象徴的で、記事でも触れられているようにアルベロアやイジャラメンディにも出番はあるかもしれない。

また、記事中では先発するとされているクロースについても、ルーカス・シウバに先発させるとの話もある。底でのプレーに時間を与えたい、彼がいないと守備はともかく攻撃が厳しいなど、事情はあるだろうが、さすがにそろそろ休んでも良い頃だ。

ここまでクロースを継続起用してきたが、蓄積した疲労と引き換えに得たものはそれほど多くない。守備時に厳しい寄せを継続できず、最終ラインのプレーヤーがチャレンジした後をカバーするような連携にも難が残る。元々良かったパスは馴染んだが、アンカーとしては現時点でもまだまだ。経験が浅く、重要なサイドチェンジができないがイジャラメンディや、完全に未知数でもルーカス・シウバを試したい状態だ。

一方で気になるのは4-3-3を継続するだろうという点。

BBCは替えられないにしても、アトレティコ戦で見られたように、両サイドが守備参加しない4-3-3は無理がある。守備が不得手なクロースを使い続けるならなおのこと。彼ら3人を先発起用するにしても、ベイルを中盤に組み込む形を取り戻せないと、CLで勝ち進むのはきわめて難しい。

ベイル自身もチームのために動くプレーを取り戻して欲しいし、アンチェロッティにも彼にそれを求め引き出して欲しい。