レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ベニテスと契約

かねてから報じられていた通り、マドリーはラファ・ベニテスと契約を結んだことを公式に発表した。契約期間は3年間と発表されている。

今回の監督交代について考えることは先日も書いた通りなので、重ねて書くことはしない。

(参考記事:悲観的にならざるを得ない監督後任候補の報道、

アンチェロッティとの契約を解除)

アンチェロッティが解任に至り、こうなった以上は、多くのマドリディスタの不安を覆し、悲観を喜びに変え、出身クラブであるマドリーをタイトルに導いてくれることを期待する。

以下、ASの記事による会見の様子を簡単に。

・最初の接触

ナポリのデ・ラウレンティス会長と会見してナポリを退団すると発表してからマドリーと接触したよ。記者会見後は代理人が交渉していたが、自分はナポリの最後の試合が終わるまで何も知りたくなかった。それまではナポリに集中していたんだ。

・感情

今日は特別な日だ。興奮とともに記憶に残る日で、とてもわくわくしている。

・挑戦

私にとって挑戦であり、持続するモチベーションとなる。素晴らしいチームととても大きな施設があるね。

・GKとカシージャス

私のアプローチは素晴らしいチームを楽しむことで、個人に集中するものではないよ。素晴らしいスカッドがあり、それを楽しめるようにしたい。今日はそういったことを話すべき日ではないね。

・監督が望むが今のチームで欠けているもの

私は常に市場で何が起こるか見ている。そこでなにかすることがあれば、もっと話すことがあるだろう。勝つためにベストのプレーをしなければならないし、システムに関わりなくどうしたいかというはっきりした考えがなければならない。我々は攻撃しなければならないチームで、良いプレーをできればゴールを決められるだろう。

・SDとしても活動するのか

私は異なる組織で長年フットボールに関わってきた。私はクラブにとって有用な監督となるためにこのクラブに来たんだ。監督はいつも自身の考えがあるものだ。クラブには素晴らしい組織があるので、私は心配していない。

アンチェロッティと人々の愛情

アンチェロッティを人としてもプロとしても高く尊敬しているよ。願わくば、私がクラブを離れる時もプレーヤーが彼に対してと同様の愛情を示してくれれば良いね。

ロナウドを9番とし、ベイルを左サイドへ、というのは可能か

今日は、アイデアやシステム、約束事よりも、仕事やプレーへの考え方を話したいね。104ゴールをナポリで挙げたが、多くの人は守備的だったという。質の高いチームは攻撃的であるべきだ。監督には練習でチームを見られるというアドバンテージがある。彼らがどちらも良いのであれば、私は心配していないよ。

モウリーニョアンチェロッティ、どちらのマドリーが好みか

勝つのであれば、誰であれ好きさ。他の監督の時期に起こったことについてコメントするべきではないだろう。私は将来とそこで何がなせるかを考えている。

・プレーヤーの質に適応するためには

質の高いチームだ。敬意を持って仕事するやり方は同じ。80%はボールを使ったトレーニング、残り20%はボールのないトレーニングをする。バランスを取るためだ。ボールを扱うことを優先的に考えている。厳密にコントロールするため科学的なものも使うが、プレーヤーの話も聞くよ。そうしてトロフィーを勝ち取ってきた・・・。適応して、システム的なことは修正しなければならないが、攻撃面を進歩させるために守備面のバランスを見つけなければならない。

カシージャス

個人的なことは話さないとお答えした。

・エゴ

多くのチームと接してきたように、自然にしたい。プレーヤーと意見交換したいと思っているよ。

カンテラを扱うのか

長年いたので、私はカンテラ出身と言えるし、問題点について知っている。私はトップチームに責任があるが、下部組織で何が起こっているかは見ていきたい。先日もジズーと話をして、いろいろ教えてくれたよ。私の考えがほしければ、伝えるつもりさ。

・マドリーの試合を見て、どこを改善できると考えるか

私がマドリーの試合を見てないと思うかい?プロとして試合を見てきたし、自分なりの結論を得ている。ただ、チームの将来に対する責任として、それは自分の中に留めておく。強みを増し、できる改善を図っていく。それができることがアドバンテージだ。

・先発についての考え方は

チームのプレーヤーはみな素晴らしくプロフェッショナルだと思う。誰がプレーするかはその場合による。主たる目標はチームにとって良いこと、その強みを生かすことだ。

・要求

リバプールで私は何かを勝ち取るために3シーズンあった。ここでは今適応の過程にあるが、最初の瞬間から満足を感じられる・・・

・アシスタント

ファビオ・ペッキアとアントニオ・ゴメスがいる。彼らとGKコーチのシャビ・バレーロがこのチームのアシスタントになる。パコ・デ・ミゲルはトレーナーで、ペドロ・カンポスがスカウトだ。バルデベバスで会った時、彼らは素晴らしいレベルにあり、彼らをアシスタントとしてつれてくるかどうかに疑問を差し挟まれたことはないよ。

・経験

自分のノートに、知り得たリーグや環境について書いているんだ。けれど、要求は高いので、プレーヤーの質とともに成功し、誤りを少なくしたい・・・そうすれば多くを勝ち取れるだろう。

・デヘアについて

それは答えられないね。ここには素晴らしいチームがある。使えるチームについて良く分析し、その上で将来に向けてできることを議論したいよ・・・

・再び勝つための鍵は

それはプレーヤーだ。方法論と組織でチームを引き上げようとするけれど、鍵は彼らにある。

・批判に耐える準備は

最高の監督は決して満足しないものだ。建設的な批判は歓迎したいよ。そうでないものもあるだろう。私はコーチングスタッフの話に耳を傾けたい。誰も皆改善し学べるところがあるものさ。

スターリングについて

私も、チームの誰もその子とについて話すべきではない。私は今とこれから出来ることを尊重する。

ブラッターの辞任について

今は監督発表の時だよ。私はFIFAを尊重している。別の重要な話題は、また後日話されるだろうね・・・

・リーグ優勝に集中するか

タイトルを勝ち取れるチャンスのある状態でシーズンを終えられるようになるべきだ。マドリーは全ての試合に勝たなければならない。時には勝ち、時にはそうではないけれど、考え方は最初の試合から勝とうとするということだ。

・組織への適応

バルデベバスでは、システムについて話すより試合の考え方を話した方が適応が早い。プレーヤーは何をするべきか理解してくれるだろう・・・