CL優勝直後から話題となっていたロナウドの移籍について公式発表。
マドリーはユベントスと移籍について合意。移籍金は1億ユーロ程度、ロナウドはユベントスと年俸3000万ユーロで4年契約。
9年前、彼がこれほどの存在になると予想したマドリディスタはいなかっただろう。
試合数を上回るゴールを挙げることに違和感を感じない特別なプレーヤーがマドリーを去ることになった。
デシマのシーズン以降、衰えを指摘されつつも、結局際立った勝負強さを見せてくれ、何度もチームを救ってくれたことへの感謝は尽きない。
毎オフのように報じられてきた契約問題はマドリディスタをやきもきさせたが、それだけ彼の存在が大きかったということだろう。
どう書いても、その貢献を十分に表現することは難しい。今は感謝と、これからの活躍への祈念だけを。
■新時代へ
マドリーとしては、年齢的にはこれまで例のない移籍金での取引を成立させることに成功した格好。
また、世代交代を図るきっかけを自分のタイミングで作れたとも言える。
1つの時代が終わる寂しさはある。
だが、よく言うように、終わりは始まりでもある。
新しい時代の始まり、その期待を感じられるオフになってくれるように願っている。