マドリーはアザールの移籍についてチェルシーと合意したことを公式に発表。アザールとは5年契約を結ぶこととなった。
報道によると、移籍金は1億ユーロプラス3000万ユーロのインセンティブ、アザールは1100万ユーロ程度の年俸を受け取ることとなる。これはセルヒオ・ラモスの次の序列。
ハメス以来のガラクティコスとの契約である。
時間の問題と長く言われてきた移籍だけに驚きはさほどなかったが、ついに実現したかというインパクトがある契約だ。
本人の希望、残り一年となったチェルシーとの契約など、マドリーにとって優位となるポイントはあったものの、しっかり契約を取ってくるあたり、ペレスの面目躍如である。
アザールの加入により、2列目の組み合わせの柔軟性は増すだろう。
左サイドからのプレーを得意としつつも、中央や右でも得点につながるプレーができるのが彼の強みだ。
狭いスペースでのドリブルやパスは、アタッキングサードで手詰まりになりがちだったマドリーの攻撃を改善する大きな武器になってくれるだろう。
自分が決めることもできてアシストもできるのは、味方を使う側にも使われる側にもなれるから。
ベンゼマやヨビッチとの関係性が今から楽しみだ。