マドリーのトップチームは、日曜日からアイルランド、ダブリンへ向かい合宿に入る。
トップチームから招集されているのは、デュデク、ペペ、マルセロ、トーレス、ガライ、メッツェルダー、サルガド、ドレンテ、エインセ、ガゴ、グティ、ラス、スナイデル、ファン・デル・ファールト、ディアラ、ラウール、ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、ロッベン、ファン・ニステルローイ、フンテラール、ネグレド。
コンフェデレーションズ・カップに出場していたカシージャス、セルヒオ・ラモス、アルビオル、カカは7月27日まで休暇の予定。
カンテラからは、アダン、パランカ、アグス、テバル、フェリペ・ラモス、ベラジョスが招集された。(パランカとフェリペ・ラモスは早速負傷してしまったようだ。パランカは左足側副靭帯の損傷、フェリペ・ラモスは右肘脱臼で一カ月の離脱)
コディナがヘタフェに移籍したため、カンテラからの招集とはいえ第3GKとしてトップチームに残るのが確実なのはアダン。
他の選手は、なんとかローテーション要員としてでもトップに残れるように頑張ってもらいたい。
長期離脱から帰ってきたファン・ニステルローイとディアラは、当初はダブリンへは帯同せずにトレーニングをする予定だったが、回復状況のチェックのために、合宿に参加することになった。回復状況によって、今後どのようにプレシーズンを過ごすのかが変わってくるのだろう。
ダブリンには22日まで滞在する。20日にはアイルランド1部リーグのシャムロック・ローバーズと親善試合を行い、これが新シーズン最初の試合となる。
フンテラールとネグレドは合宿には参加するものの、残留の可能性は薄くなっている。
フンテラールについては、マドリーとシュツットガルトが1800万ユーロと200万ユーロの出来高払いで合意済みと伝えられている。残るはフンテラールの合意のみだが、シュツットガルトの提示している年俸が現在の年俸額の半分程度なのが問題。シュツットガルトは提示する額を引き上げたとも伝えられているが、いまだサインには至っていないようだ。
ネグレドの状況は複雑になっている。
スペイン国内では当初バレンシアがビジャが移籍するとみられていたことから、獲得に積極的だったようだが、ビジャの移籍の噂がトーンダウンするとともに、ネグレドの獲得の噂も下火になっている。
一方でビジャレアルが強く興味を示しているようで、ペジェグリーニの違約金やカソルラとの絡みでネグレドがビジャレアルへ移籍する可能性がある。
国外ではリバプールを筆頭としたプレミア、最近ではポルトの名前が挙げられている。ポルトはリサンドロ・ロペスがリヨンへ移籍しているため、センターフォワードを必要としているようだ。
もしポルトということになれば、ベンゼマ、リサンドロ・ロペス、ネグレドが輪を描くような構図になるわけだが、果たしてどうなるだろう。
ネグレド自身が出場時間を求めているため、ベンゼマ獲得の時点で移籍はやむなし、といった諦めの気持ちはあるが、ただ移籍させてしまうには余りにも惜しい人材。プレシーズンにどんでん返しを起こして、ペジェグリーニを納得させ残留、ということが起これば面白いのだけれど・・・