新型コロナウイルスの感染拡大により、スペイン1部及び2部の試合開催が最低2節中止となることが公式に決定された。
マドリーでも、バスケットボール部門のプレーヤーに陽性反応が出たことが公式に発表された。
フットボール部門と練習施設を共有していることから、両部門とも関係者は隔離されている。また、施設も閉鎖された。マドリーの活動は完全にストップした形である。
リーガは当初無観客開催を決定していたが休止となったため、マドリーのエイバル戦、バレンシア戦は行われない。
今後については検査等の結果が出そろってから、再開かこのまま中止となるかについて検討することになると報じられている。
今のところCLの延期といった報道は出ていないが、マドリーのチームが活動することができないため、予定通りの日程で来週マンチェスターで第2戦が開催されることとなった際は、出場そのものができないこととなる。
スペインでは、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長がELでのミラノ行きを拒否する旨を公に発言している。
チームの意向を汲んでの発言と考えられ、このままだと本当に移動を取りやめるだろう。
このように、ELの開催も不透明となっていることから、国際大会の開催継続の是非についても今後早急に議論がなされるものと思われる。
リーガも、CLやELも、長期にわたる延期は難しい。状況の改善が見込めない場合は、このまま完全にシーズンを終えるという結論に至るのではなかろうか。