控え組主体で臨んだこの試合、観戦はできなかったので出場メンバーやデータなどを紹介し、
簡単に総括するにとどめます。
GK:デュデク
スタートのメンバーは以上の通りだが、これを見る限りは3トップ戦術は変えずに臨んだ模様。
イグアインが3トップの中央に位置したのか。
前半はアリカンテがいい調子で試合を運んだらしい。
数字も、ボール支配率こそマドリーの56%だが、シュート数はアリカンテが10本(枠内4本)に対し、マドリーは4本(枠内2本)。
「熱狂的レアルマドリードファン」の記述によれば、ロッベンとイグアインが全く機能しておらず、ボールに触ることすらできない状況だったようだ。
後半開始時点で交代はなし。
55分、サビオラに決定的チャンスがあったようだが得点はならず。
60分にドレンテがアルバロを倒してPKを与えアリカンテが先制。
67分にドレンテに替えてバルボアが出場し、77分にイグアインとソルダードを交代。
90分にガゴのコーナーをバルボアが合わせて土壇場で追いついた。
試合は1-1のまま終了。
ボール試合率はマドリーの59%、シュート数はアリカンテが15本(枠内8本)、マドリーが15本(枠内7本)。
前半のシュート数と比較すると、後半はある程度攻撃ができたのだろうか・・・
アウェイでの1-1は一応納得できる結果だが、組んだことのないメンバーでの試合ということもあり、やはり大変だったようだ。
途中出場のバルボアが短い時間の中でゴールを決めるなど、いい印象。
一方イグアインとロッベンはうまくいかなかったようで、今後の挽回に期待したい。
ワタシが一番気になっていたのは、「冬にも移籍」との報道が度々流れるソルダードだった。
3トップならば中央で使うのが妥当だろうし、今日のメンバーで見ればイグアインよりもスタートで使ってみてほしかった気持ちがあったが、今日の扱いを見るとやはり厳しい。
これくらいしか出場させないのであれば、マドリーも完全移籍にこだわらず、レンタルであっても出場機会を与えた方がいいだろう(レンタルならば既にベティスなどが手を挙げている)。
以前もアルティドールの記事で少し書いたが、代表を狙いたいソルダードにとってもプレータイムは重要だし、マドリーにしても出場をほとんど期待しない選手に登録枠を使うより、もっと有効な登録枠の使い道を考えるべきだ。
この試合の使い方を見る限り、今の位置だと控えの控えなのだから、処遇を考えるべき時に来たと思う