レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

何でこの時期に・・・

優勝に向けてあと少しの時期に水を差すニュースが。

バレンシアのビジャ獲得のために3500万ユーロ、または2500万ユーロとバティスタ、デラレ、グラネロのうち一人、という条件だとか。

元はマルカ紙に掲載された記事なんですが・・・

こんな時期にこういうニュースはがっかりします。

さて、この報道は事実ではない、と思うのです。(だからこそなぜこの時期にこんな記事、と思うのですが・・・)

理由は以下の2つです。

1.そもそもビジャが必要ない

フォワードの補強に関しては、センターフォワードであり、かつ「ニステルローイ的な」選手が優先されているはず。

だからこそ、噂程度の情報でもこれまで名前が挙がった選手は、フンテラールベンゼマドログバイブラヒモビッチだった。

ビジャはそれには当てはまらない。代表やクラブで1トップを任されることはあっても、「ニステルの代役」と言える役割ではないだろう。

2.カンテラーノスの”資産運用”はしないという報道はどうなるのか

マドリーが提示したオファーと言われるものの内容の中にデラレとグラネロの名前がある。

彼らの復帰が報じられた際に付随したのは、彼らの資産運用(移籍金引き下げのための条件として使うこと)はしないという条件だった。

ところが今度は移籍金引き下げの材料と報じられる。

報道が事実かどうかは別として、復帰すると言われるカンテラーノスの思いはどうなる。

ただでさえ、グラネロはマドリーでの出場機会減を嫌い、再レンタル、または完全移籍を望んでいると言われるのに、結局戦力としての復帰は望めないと思われても仕方ない。

また、現在下部組織に所属する選手の心証が悪くなることも避けられない。

以上のように、仮にバレンシア側がオファーを受け入れたとして、報じられるオファーではマドリーにメリットが少なすぎる。

こんなオファーをする間違いは犯さないだろう、と思う。

最近伝えられた移籍の優先度も、ニステルの代役とカンナバーロの代役ということで一致している。それが現実的な目標だし、それを達成するためには仮に2500万ユーロという出費でも重たい。

他に力を入れるべきだろう、ということ。

それにしても、優勝間近のこの時期にこういう話は・・・