レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ベンゼマ獲得とその後

ニュースがたまっていたので、続けて移籍関連。

マドリーとリヨンはベンゼマの来シーズンからの移籍について合意した。

リヨン側の発表によると、移籍金は3500万ユーロ、チーム成績に応じたインセンティブがつけば最大4100万ユーロの移籍金となる。

来シーズンはリヨンに残り、その次のシーズンに移籍をするだろうと伝えられていたベンゼマだったが、1年早い移籍を希望したのは選手側。今シーズンのリヨン残留は、W杯を意識したものだろうと思っていたが、このタイミングで移籍が決定となった。

マドリーとは、メディカルチェックの後6年契約を結ぶだろうと伝えられている。

アスは「フロレンティーノのゴレアドール」と書いていたが、その通り、新しいチームの前線では自分の獲得した選手を置くつもりでビジャ、ベンゼマと狙っていたのだろう。

これでフンテラールの残留は難しくなった。カカやロナウドとの兼ね合いを考えれば、中央でプレーするフンテラールよりは、芸の幅が広いファン・ニステルローイベンゼマの方がうまくいきそうだし、ペレスには”カルデロンのゴレアドール”に頼るつもりもないだろう。

攻撃陣の主力が大幅に入れ替わることで、連携やチームとしてのまとまりができてくるかは、とても不安だが、個々の能力は高い。

若い選手がぶつかってしまうようなことを避け、良い化学反応を起こしてほしいものだ。

■次はシルバとマルカ。リベリーとアス

ベンゼマの移籍が決まってから、マルカは「次の目標はシルバ」と書き、2500万ユーロ程度で交渉するだろうと伝えている。

またアスは「マドリーに移籍するか、何も起こらないか」と話したとされるリベリーを大きく取り上げた。こちらはジダンの強い推薦がある。

カカ、ロナウドが加入した今、仮にどちらがさらに加入しても、1人はベンチに座ることになる。ローテーションを考えるならスター選手よりロールプレイヤーを置きたいが、そうした話はない。

シルバもリベリーも、今となっては現実的ではないのだが・・・

■最後に・・・

「ペレス会長が掲げる“新銀河系軍団”」云々という記述がたまにあるが、少なくともペレスからそうした単語が発表されたことはないはず。

今のところ獲得した選手たちは皆スター選手ばかりだが、オフィシャルにそういった語句を使っているかのような書き方はやめてほしいものだ。