アウェイでのアルコルコン戦。
■マドリーの先発メンバー
GK:デュデク
MF:ディアラ、グティ、グラネロ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウール、ベンゼマ
46分:グティ→ガゴ、62分:グラネロ→マルセロ、72分:ラウール→ファン・ニステルローイ
■アルコルコンの先発メンバー
GK:ファンマ
DF:ナゴレ、イニィゴ・ロペス、ゴメス、ルベン
MF:ルベン・サンス;モラ、フェルナンド・ベハル、エルネスト・ゴメス、アヌアルベ
FW:ボルハ・ペレス、ディエゴ・カスコン
64分:エルネスト・ゴメス→ヘレミ、74分:フェルナンド・ベハル→カルメロ、82分:ボルハ・ペレス→ブラーボ
アルコルコンは2部Bのクラブ。選手については分からないので省略。
■選手はピッチの上で何をすべきなのか
0-4という歴史的大敗を喫した今朝の試合。
まず、メッツェルダーはまだ万全ではなかったようだ。身体的に万全ではない選手を選んだのはペジェグリーニのミス。
さて、前半だけで3失点してしまったチームの問題はどこにあるかというと、監督レベルではないと思われる。ピッチで選手たちが、自ら考えて修正してしかるべきことがまったくなされず、精神的にダメージを受けたままプレーしてしまっていた。
アルコルコンの選手たちよりは個々の能力として優れているはずなのだから、マドリーの選手たちは落ち着いて試合に入ればよかったし、アルコルコンが元気よく走り回っているのをいなしながらチャンスをうかがえば良かった。
それなのに、早く点を取ってしまいたかったのか、単純に前に人が増えていくだけの攻めをし、その結果としての的確なカウンターを受けて簡単に失点を重ねていった。
アルコルコンは良いプレーをしたし、それは称えられるべきだ。
だが、1部で優勝争いをしようというクラブに所属する選手たちが、当然できるはずのこと、しなければいけないことを全くしなかったことは、余りにも情けない。
選手たちは試合に対する準備ができていなかったし、ボールが動き出してからも、試合に参加しようとすらしていないように見えた。
彼らは全力でプレーしたアルコルコンと対戦するに値しなかった。
何度も同じことを書くようだが、これは上手下手の問題ではない。
しっかり試合に対して準備をした者たちと、漫然と試合の時間を迎えた者たちの差だ。
リーガのヒホン戦と同様、何もしないままに90分という時間を過ごした。
それ以外に言うべき言葉はない。
■補足と今後
一言付け加えておくと、だらけた状態を引き締めるのは監督の仕事だ。だから、ペジェグリーニにも問題はある。
だが、それでも、選手たちは自立した(しかも一流のはずの)プレーヤーなのだから、ピッチの上で自らを律する義務がある。
その義務を一切果たそうとしなかったことをより問題視する。
さて、どんぞこ状態のマドリーだが、週末がくればリーガの試合もやってくる。今週末はヘタフェとホームで対戦。
アルコルコンとの第2戦は11月の第2週のミッドウィークに開催予定。