スタジアムにはかなりの人が入っている。チャリティとしては成功したといえるだろう。
■マドリーの先発メンバー
GK:デュデク
MF:ガゴ;グラネロ、グティ;カカ
FW:ロナウド、ラウール
46分:セルヒオ・ラモス→アルベロア、ガライ→アルビオル、カカ→ベンゼマ、82分:マルセロ→ラス
控え中心のメンバーながらカカとロナウドは(興行的意味合いも当然あってだろう)先発。
ガゴがピボーテ、グラネロとグティがボール運びのために降りてくる。カカもたまにもらいに下がる。
グラモズィ・エルセカのメンバーは省略。
ブラジル人選手のドス・サントスが攻撃の中心のようだ。
■簡単に
開始早々の2分、ドス・サントスのクロスをシャファイッチ(読みはあやふや。スペルはXhafajc)が合わせてグラモズィ・エルセカが先制。
移動の疲れもあっただろうし、でこぼこのピッチにも悩まされ、マドリーは攻め倦む。
さすがにボール運びの段階で問題が起こることはそれほどなかったが、アタッキングサードでちょっとしたズレが出る。
グティとグラネロがボール運びをできるので、カカが中央でゴールへのプレーを続けることができる。
ロナウドは最初右にいることが多かったが、次第に自由に。ラウールが相棒ならピッチを広く動ける。
先発した控え組の中で怖かったのはメッツェルダー。
速さはないが、もうちょっと動ける選手のはずだったのだが、単純に走れなくなっているように見える。ドス・サントスとのマッチアップはやられそうな雰囲気ばかり漂った。
アルコルコン戦でもマルセロの横左センターバックで走れないのを露呈していたし、試合勘の問題では片付けられないように思う。
マドリーは37分にカカが頭で、81分にグティのパスをベンゼマがボレーで決めて2-1で勝利。
結果は辛勝だが、全て”参考記録”にしかならないし、とにかく怪我なく帰ってきてくれそうなのが何より。