時間が経ってしまっているが、レバンテ戦を振り返る。
■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:ラス、ペペ、アルビオル、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、グラネロ;ディマリア、エジル、ロナウド
FW:ベンゼマ
74分:グラネロ→ディアラ、エジル→ペドロ・レオン、77分:ベンゼマ→モラタ
出先のためいつもの画像を作れないので、文字にて。
構成は変わらず、ケディラのところにグラネロが入った。現地紙のアンケートでピボーテの先発に推されていたグラネロ。こういう試合からチャンスがあると先発争いはおもしろくなる。
■レバンテの先発メンバー
GK:ムヌア
DF:セーラ、バジェステロス、ロブステ、デルオルノ
MF:セルヒオ、シャビ・トーレス;ムニョス、パジャルド、ファンル
FW:カイセド
46分:カイセド→ストゥアニ、57分:セルヒオ→スアレス、69分:ファンル→バルド
リーガでは16位につけるレバンテ。とはいっても降格圏までは勝ち点差2しかない。
ここまで18得点中7点をあげているカイセド攻撃の中心。
■大量得点
プリメーラ同士の対戦で、それなりに接戦にはなるかと思われたが、レバンテの守備のひどさで試合は壊れてしまった。
マドリーの早い攻めに対してレバンテはあまりにも無策で、リトリートすることもなく少ない人数で対応せざるを得なかった。
そして、マドリーはそういう場面をことごとくゴールに結びつけていった。
ベンゼマは最初から余裕を持ってプレーしていたし、最初のゴールではディフェンダーと距離があったこともあって、普段あまり見ないような大きいまたぎフェイントで相手をかわした。
結果ハットトリックを達成し、格下とはいえ自信がつけられるし合いとなっただろう。あとはこの試合で見せたような大胆なプレー、早いプレーが普段からできればと思う。
とにかく、レバンテの守備がひどかったため,前半で4-0と勝負あり。後半にはロナウドもハットトリックを達成するなど、8-0と大勝。
第2戦に余裕を持てる状況になった。
■モラタ
モラタは77分から登場。
ペドロ・レオンのゴールにつながる良いシュートを放つなど、フォワードとしてはまずまずのプレー。願わくばもう少し時間をとも思うが、コパでもほとんどベストのメンバーで臨んでいるモウリーニョ体制下では、練習の段階から本格的に認められないと難しいのかもしれない。
次戦は相当に余裕がある試合だが、こういう試合で出るしか、今のところチャンスはない。
冬にフォワードの補強があればカスティージャに戻ることが確実だが、そのためには現状の25人から誰か移籍しなければならない。
放出の方が難しそうな今の状況を考えると、センターフォワードと契約することはとても大変な作業だ。
しかも、現状では十分に得点が機能でき、イグアインが帰ってくれば控えになるであろうという立場の選手という縛りがある。
であればモラタをうまく使うしかない、という結論は十分にあり得る。
とりあえずは、短い時間でゴールというわかりやすい結果を残せるようにがんばってもらいたい。
■2011年へ
年明けの初戦は、3日にリーガのヘタフェ戦。
この試合あたりからカカが招集されるのではと言われている。まずは短い時間で試運転となるだろうが、エジルからポジションを奪うのは大変。リハビリと同様、必死でやらないと、守備での貢献などもろもろ考えてもカカがファーストチョイスになることはない。
高いレベルでのポジション争いでチームを活性化してほしい。