マドリーのトップチームはポルトガルのアルガルベでシーズン最初のトレーニングをした後、オーストリアのイルドニングへ。
合宿にはハビ・ガルシア、デラレも参加。デラレは公式サイト上では発表はないが、すでにマドリーの選手として練習している。
オリンピック代表に招集される可能性があるガゴが、マドリーのプレシーズンに帯同できないかもしれないことについて、インタビューでデラレは、
「正直言って僕は、競争を激しくするため、全員一緒にいるほうを選ぶよ。競争が激しければ、要求されることももっと大きくなる。それが僕を進歩させることにつながるからね。」
と語っていて、マドリーでのポジション争いを勝ち抜いていこうという意志が感じられてよかった。
合宿でいい成果をあげてほしいと思う。
その他、カンテラからファンミ・カジェホン、パレホ、アントン、フェリペもイルドニングに招集された。
一部リーグのクラブへのレンタルや買い戻しオプション付き移籍が伝えられるファンミ・カジェホンやパレホは途中で合宿を離れてしまうかもしれないが、今後に向けてシュスターにアピールできれば・・・
合宿の話題の最後はロビーニョ。
合宿前のメディカル・チェックで恥骨の負傷が見つかったロビーニョは、イルドニング合宿に帯同してリハビリをすることになった模様。
よって、オリンピックへの出場は取り止めになるとのこと。
そのロビーニョ、ロナウドが移籍するとその割りを食ってチェルシーか、と言われていたが、ここにきて契約延長との話も出てきた。
現在の倍近い300万ユーロの年俸になるという報道。
また、ミヤトビッチとの会談で移籍志願をしたとも伝えられていたが「ずっとマドリーで続けたい」との発言が公になった。
オリンピックの出場を断念することについても、「残念だけれど、マドリーの判断だし、それに従うよ。」と理解を示している。
この発言で移籍がなくなったとは思わないが、ここ数日続いていた報道とかなり温度差がある発言で、風向きが変わってきたような印象は受ける。
ミヤトビッチとの会談の件は出所がはっきりしない「発言」だったし、今回の発言とどちらを信頼するのか、と言われたら答えは明らか。
不満がないのなら、そしてしっかり契約の見直しが図られるのなら、ロビーニョには何の問題もない。