デラレが意識を失って倒れるという非常事態が起こってしまった。
症状は後述するとして、ひとまず試合を簡単に振り返る。
■マドリーの先発メンバー
GKデュデク
MF:ディアラ、グティ、デラレ
19分:デラレ→ハビ・ガルシア、70分:ディアラ→スナイデル、89分:イグアイン→ブエノ
控え主体のメンバー。ディアラ、グティは復帰間もないということで試運転も兼ねての先発だろう。
■レアル・ウニオンの先発メンバー
GK:オテルミン
DF:ララインサール、ベルエト、メンディヌエタ、カラセード
MF:アギーレ、ロモ、ケーロ、ドミンゲス
FW:ビジャル、ゴイコエチェア
70分:ケーロ→ガバライン、77分:ビジャル→サルセード、85分ゴイコエチェア→マヌ・ガルシア
情報がまったくない。レアル・ウニオンの選手について詳しい方がいれば教えてください。
■結局は守備
シュスターのコメントにもあるように、守備のまずさが全てだった。
普段組むことがない11人であるせいもあるだろうが、組織的な守りができず、最終ラインの面々が簡単に突破を許すようでは、3点取られるのも当然だろう。
直前のリーガでいいプレーを見せていたサルガドも精彩を欠いて、開始直後の先制点を許してしまった。
グティのパスの良さが相変わらずだったことはありがたい。
完全に復活したといってもいいだろう。良いパスがポンポン出てくる。
ディアラは守備が悪く、いまいちだった。とはいえこの試合で守備が悪かったのは彼だけではないのだけれど。
■デラレのその後
13分ごろに倒れたデラレは、ロッカールームで意識を取り戻したようだ。
その後病院に移され、一日入院し、検査をしたが異常は発見できなかった。原因を突き止めるため、マドリーは心電図を取ることになるだろう。
血圧が低下した原因が明らかになってくれればいいのだけれど・・・検査で正常だと判断されたからと言って、2度目が起こってしまうことはあり得ないことではないと思ってしまうし、2度目もなんともないとも限らない。
できればプレーを続けてほしいけれど、曖昧なまま続けてもいいのかどうか、見ている側としても考えてしまう。