3位バレンシアとの直接対決。
■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
MF:シャビ・アロンソ;ラス、ファン・デル・ファールト、マルセロ
44分:ペペ→ガライ、75分:ファン・デル・ファールト→ラウール、85分:ベンゼマ→グラネロ
カカ、ロナウドはいないが、構成はいつも通りだったよう。
■バレンシアの先発メンバー
GK:セサル
DF:ブルーノ、デアルベール、ナバーロ、マテュー
MF:アルベロア、マルチェナ;パブロ・エルナンデス、バネガ、マタ
FW:ビジャ
75分:ナバーロ→ホアキン、86分:マテュー→ミゲウ
シルバが怪我で欠場。バネガが一列上がって中盤の3の真ん中に。
■3度勝ち越して勝利
前半は攻撃に苦労したようだが、後半になって始まった撃ち合いを制して3-2とアウェイで勝利を手にした。
1点目、2点目とイグアインだが、アシストしたベンゼマとマルセロも良いパスを送っていた。
ベンゼマはライン際で落ち着いているのが良い。
マテューの素晴らしいクロスからビジャのヘッド、そしてホアキンのミドルと、2度追いつかれるも、最後はガライのゴラッソで勝負を決めた。
引っ張られながら、逆サイドへコントロールするヘディングで、ガライは能力を示した。
■ペペは今シーズン復帰不可能
前半に負傷退場したぺぺは、右ひざ前十字靱帯の損傷で要手術。
復帰まで6カ月と予想されており、ペペの今シーズンは終わってしまった。
交代したガライは、早速ゴールを決めてくれたが、今後ディフェンスと、組み立ての部分で継続して力を出せるかが重要になってくる。
サラゴサ戦が終わればクリスマス休暇ということで、補強の必要性があるかどうかについても語られているが、どうなるか。
センターバックではなく、サイドバックと契約してセルヒオ・ラモスをセンターバックとしても考える方法も報道されている。(サイドバックは夏に考えておくべき問題だったはずだが)
いずれにしても、リーガ内の移籍は難しいし、CL出場可能な選手を選ぶとなると、かなり難しい話になりそうだ。