レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

リーガ・エスパニョーラ第6節 vデポルティーボ

大雨のサンチャゴ・ベルナベウ。観客が少ないように見える。

■両チームの先発メンバー

・マドリーの交代 46分:ケディラ→ラス、68分:エジル→グラネロ、77分:ディマリア→フアン・カルロス

デポルティーボの交代 50分:サウール→ジュカ、62分:ラサド→アドリアン、66分:ゼ・カストロ→アイタミ

マドリーは相変わらずのメンバー。フアン・カルロスがベンチ入り。デポルティーボはまさかの最下位。3敗2分けと勝ちがない。あまりメンバーが変わった感じもしないが、どうしたことか。

■先制点がすべて

デポルティーボは5節までで2得点5失点。5失点はまだいいが、2得点は厳しい。まあ守れるが点は取れない、というシーズンのスタートになっている。

さすがにスーぺルデポルの時代ほどではないにしろ、中堅としてまあまあの地位にいるはずのデポルティーボ。最下位で焦りがあるのは明らか。

そんなデポルティーボ相手に、開始4分のコーナーで先制したマドリー。しかも数撃っても当たっていなかったロナウドのゴールということで、本人もチームも楽になった。もうひとつ言えば、セットプレーでの得点も嬉しい。難しい試合ではこういうゴールを奪えるか奪えないかが勝敗に直結する。

開始早々の先制点で楽になったマドリーと、点が取れないのに早くも失点してしまったデポルティーボ。普通ならまだまだあわてる時間ではないし、プランを変えずに試合を進めていって良いのだが、精神的に厳しいのか、中途半端に出ていってドタバタ。

23分、裏に抜け出したエジルが落ち着いて決め、33分にショートカウンターからイグアインのクロスをディマリアが決めて3-0とし、勝負は決まってしまった。

後半にもディマリア→イグアインで追加点、ゼ・カストロオウンゴール、終了間際のロナウドのゴールと3点を取り、6得点の圧勝。

■失点は残念、それでも良いイメージで

残念だったのは1失点。グラネロのところからだったか、やらなくて良い失点をしてしまった。

大量得点差でも集中を切らさないでプレーしてもらいたいのはもちろんだが、途中出場の選手たちはなおのことそうだ。

イグアインについては、得点より2アシストを評価したい。序盤でリードしたことで攻撃陣にゆとりができ、余計なことをせずにゴール前でパスを繋ぎ、ゴールを決める確率の高いところへボールを動かせていた。

前回の記事で指摘した通り、と言うほど立派なことは書いていなかったけれど、期待していたシンプルさがみられて良かった。

ロナウドも良いパスを出していたので、今日は合格点。

へこんでしまっていた相手に対しての6得点とはいえ、これでケチャップの蓋は開き、銀紙も剥がれていればいいのだが。

とにかく、素晴らしい結果を出して、良いイメージを残したまま中断期間に入れる。

■フアン・カルロス、デビュー

ペドロ・レオンと入れ替わる形で招集されていたフアン・カルロスが77分にデビューを果たした。

式日本語版の記事はこちら。

無難にこなした、というところだろうか。試合の行方は決まっており、本当に練習のような状態ではあったが、デビューしたという事実がとても大事。

これから練習で良いところを見せれば、もっと良い場面でも使ってもらえるようになるだろう。サイドの選手が増えた今シーズンのマドリーでどれだけ呼ばれるか、プレーできるか、注目したい。