レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

パルデサ語る(1)

代表戦が続いているので、大きなニュースはない。

負傷者もカスティージャとの練習で1か月の怪我を負ったガゴ以外、今のところ情報はなく、ひとまず安心。

目立ったニュースが少なく、冬に向けての移籍の噂と、ペドロ・レオン招集外の話題がまだ続いているといった状況。ペドロ・レオン自身がプレスカンファレンスで「何もない。レバンテ戦で監督の望むようにプレーしなかったから外された。よくあることで、スポーツだけに関することだ。」と語っている以上、推測の域を超えるものは出てこないだろう。

そんな中、パルデサのインタビューがアスに掲載されているので、重要と思うところだけ、簡単に2回に分けて。

ベンゼマについて

モウリーニョは、フロントに対して、ベンゼマとの仕事に概ね満足していると伝えてきているが、彼はもっと出来るとも考えている。

チームメイトは、自分のポジションを一ミリだって譲りたくないと思っているけれど、時間はあるから、我慢強く彼を助けていく。彼を売る考えはない。

ベンゼマはチームになじめていないのでは、との問いに対して)

このチームの人々は接しやすいし、聞かなくとも何を求めているかわかっている。私たちの電話はいつも彼らのために電源が入っている。とはいえ、子供の世話をするように24時間つきっきりというわけにはいかない。絶望しないでほしい。勝利を手にすることを期待している。

・ファン・カルロスのデビューはモウリーニョのきまぐれか、真面目なものでしたか。

モウリーニョカンテラにとても関心を持っている。すべてのカテゴリーのチームについてそういう姿勢でいるし、そうして彼らと話す。子供たちに対するかけ橋になっているし、彼らにはその価値がある。

マテオスはトップチームの25人に入ったし、ファン・カルロスのデビューは間違いのない事実だ。モウリーニョはギャラリーには行かず、子供たちにについて何度も聞いてくる。本当にカンテラを信頼している。

・クラブはその点についてはっきりしていないように見える。マルコス・アロンソサライロドリゴ、オパレといったカンテラーノスのように、良い選手と思われず移籍させられてしまっています。

我々の第一の目標はトップチームでプレーする選手を育てることだが、環境がフットボールのエリート選手に育つのに適切でないことはある。マドリーに来れば高いレベルの大会を経験できるが、カスティージャが所属するセグンダB以上のクラブからのオファーがあれば、それを受けることは彼らの成長を加速させるのに不都合にはならない。ロドリゴサライの場合は、彼らの後にモラタやホセルがいるのを知っていた。

・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・

この後ももうちょっと続くが、とりあえずここまで。

ベンゼマはどうなるやら。モウリーニョのみならず、各方面からハードワークのなさを指摘されている。今のところはポテンシャルで望みをつないでいるが、いつまでもそれが発揮されないようではどうしようもない。

ブランに言われているように、「お前は今のままでいい」と甘やかす人々もいるだろうし、クラブでも父親のように見守ってくれた会長はいない。大学デビューではないが、新しい土地、都会にやってきて、若い選手が誘惑に脇目も振らずにやっていくのは難しいのだろうと思う。

同郷のラスやベテラン選手たちが助けになってくれればいいけれど。

カンテラへの視線については、ファンの要請もあるし、ある程度は見ておく必要があるのだろうという印象。それ以上の熱意をモウリーニョがもっているかどうかはわからないが、契約した時にカンテラからスターをと言った以上、いろいろな選手を見ている段階だろう。

リーガは、トップチームで一定試合数出場するとカンテラに戻れないシステムになっているはずなので、なかなか続けてカンテラーノを招集、出場させるわけにはいかないが、良い選手を是非引き上げてもらいたい。

続きは明日。