マドリーにとって最も遠いタイトルであるコパデルレイがいよいよスタート。スタートとはいっても、正確にはずっと前から始まっていて、プリメーラのチームはこのベスト32からの登場になる。
マドリーはコパデルレイから17年遠ざかっており、ラウールもグティもこのタイトルとは無縁のまま退団している。モウリーニョは国内カップ戦を軽視しないと発言しているが、どこまでいけるか。招集リストは以下。
GK:カシージャス、アダン、ヘスス
DF:アルビオル、アルベロア、ペペ、マテオス、セルヒオ・ラモス
MF:ケディラ、グラネロ、ディアラ、カナレス、ペドロ・レオン、ディマリア、ファンフラン
ガライ、ラス、ガゴ、カカは負傷中。デュデク、カルバーリョ、マルセロ、シャビ・アロンソ、エジルは監督の判断で招集外。
18人の選手を招集。とはいっても、コパでは5人しかベンチ入りできないため、リーガで20人招集している時と同様、このうち2人はベンチ外となる。
セルヒオ・ラモスが怪我から復帰している。また、カンテラからはヘスス、ファンフランの2人を招集している。
モウリーニョは、カシージャス、セルヒオ・ラモス、アルビオル、ペペ、アルベロア、ロナウド、ベンゼマの先発を明言している。
負傷が癒えてまだ間もないアルビオルはカルバーリョかペペから先発のイスを奪う必要があるし、あと4人の先発選手についてもそう。コパの初戦は、だいたいカンテラーノスを試す場になっていたが、モウリーニョはトップチーム控えのメンバーを試す場とした。
「トップチームの先発」、「トップチームの控え」、「カンテラ」という3段階で、1段飛ばしてカンテラを使うのではなく、2段目のトップチーム控えをテストする、という道理は通っている。
まして、これまでに先発はほぼ固定化されていて結果も出てきており、控えにはチャンスがなかなかなかった。
このレベルの試合でやれなければ使えないよ、という発言は至極もっとも。
必死のプレーをして、格の違いを見せつけてほしい。