週末はとても残念な試合をしたマドリー。
だが、この舞台まで引きずってはいられない。とにかく1ゴールが重くなってくる。気落ちすることなく、集中したい。
招集リストは以下。
DF:セルヒオ・ラモス、アルベロア、ペペ、カルバーリョ、ガライ、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、ケディラ、グラネロ、カカ、エジル、ディマリア
ガゴ、ペドロ・レオン、ベンゼマは負傷中。アルビオル、カナレスは監督の判断で招集外。
負傷していたマルセロ、カカ、ディマリア、ロナウドといった面々は招集リスト入り。ただどれだけのコンディションかはわからない。
少なくとも万全ではないだろう。何とか間に合わせた、という状況に近いはず。CLで調子をあげたベンゼマもおらず、主力級の選手たちがいないとアタッキングサードで手詰まりになる傾向をはっきりと見せたヒホン戦のようにならないか、ということが心配。
だが、トッテナムの最終ラインもコンディションがなかなか整っていないので、付け入る隙は十分にあるだろう。
特に裏を狙う動き。
トッテナムが両サイドを高く保つなら、サイドの裏を使って、CBを引っ張り出して二列目や逆サイドからスペースを狙うことはできる。
ギャラスがいなければ、カバーの段階でミスが出ることもあるだろう。
アウェイゴールは厳禁の守備面では、モドリッチとファン・デル・ファールトのラインからのサイド攻撃に注意すること。
中央でうまく作られて、釣られると厳しい。とりあえず上げておけば何回かに一回は期待ができるクラウチ、セカンドボールを狙うファン・デル・ファールトといったあたりまでいってしまうと、失点してしまうかもしれない。
このように、どちらがサイドで主導権を取れるかに、この試合の行方がかかっていると言っていいだろう。
あとは、両サイドの攻撃的な選手がどこまで守備に戻るか。
戻りすぎて逼塞するようではどうしようもないが、守備を放棄しすぎれば、お互いにまずいことになるのは明らか。
チームとしての意思統一を図り、きちんとやるべきことをやる必要がある。