レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

リーガ・エスパニョーラ第32節 バルセロナ戦招集リスト

いよいよバルセロナ4連戦の初戦。4連戦のうちでは最も”重要度が低い“試合だが、感情的にはそうはならない。

仮にコパやCLのための捨て試合となっても、後の試合で勝てるならとも思うが、最高のライバルとの対戦に、気持ちを落ち着けて臨むのは難しい。

招集リストは以下。

GK:カシージャス、アダン、デュデク

DF:ペペ、ガライ、カルバーリョセルヒオ・ラモスアルベロアアルビオル、マルセロ

MF:シャビ・アロンソエジル、ディマリア、ケディラ、カカ

FW:ロナウド、アデバイヨル、イグアインベンゼマ

グラネロは出場停止。ガゴ、ラスは負傷中。ペドロ・レオンとカナレスは監督の判断で招集外。

まずは、マルセロを左サイドバックとして使うかどうかがポイント。

中盤で使う方法もあるが、トッテナム戦を見る限り、攻撃面に限ってみればロナウドとのペア起用が効果的なのは間違いない。

アルベロアなら守備は計算できるが、攻撃面でのロナウドのフォローはあまり期待できないし、相手の陣形を壊すような、中へはいって行ってのプレーはまったくない。

ホームだからマルセロなのか、バルセロナ相手だからアルベロアなのか。

中盤底の組み合わせがポイントの2つ目。

ペペの中盤起用はバイタル潰しには良いが、カルバーリョアルビオルではラインが低くなるし、アルビオルのクリア癖はポゼッションを放棄するに等しく、バルセロナ相手には致命的になりかねない。

かといってセルヒオ・ラモスのセントラル起用ではアルベロアが右に入らざるを得ない。

ロナウドの守備免除の具合がポイントの3つ目。

サイドで使えばかなり戻って頑張ってもらわなければならない。トップ起用なら自由を与えられるが、ボールをトップまで到達させられる頻度が低ければどうしようもない。

守備との兼ね合いを考える必要がある。

さて、個人的には”初戦”でもあるので、奇策は必要ないと考えている。つまり可能な限りこれまで積み上げてきた11人での形を生かすやり方だ。

通用しないかもしれない。が、修正する時間はあるし、リベンジのチャンスもある。その形では、守備はある程度犠牲となるし、失点のリスクは高まるが、攻撃のやり方は見えるかもしれない。

なにはともあれ、最高のライバルとの最高の試合を期待したい。