ベティス戦で招集リスト入りしたベンゼマ。先発したイグアインは同点となるゴールを挙げチームに貢献したが、CLのCSKA戦ではベンゼマが先発するだろう。以下、アスの記事。
ベンゼマはCSKAとの試合で、マドリーのセンターフォワードとなる。
フランス出身のストライカーは、先週の水曜日に全快し、ベティス戦が行われたベニト・ビジャマリンでは、ロスタイムを含む5分間だけプレーした(88分にエジルと交代)。
彼は最高の状態にあり、モウリーニョは水曜日のCL決勝トーナメントで先発に戻す計画だ。
実際、モウリーニョは、ベティス戦でベンゼマをもっと長い時間プレーさせる計画だったが、厳しいディフェンダーがそれをさせなかった。
ベンゼマはモスクワでのファーストレグで、15分にシュートを放つ時に右足鼠径部を負傷した。
その後の2試合で、負傷のため離脱したベンゼマに代わりイグアインがマドリーのフォワードとしてプレーした。そのうち、最初のバジェカスでのラージョとの試合では、ゴールを奪えずモウリーニョに叱られたが、次のエスパニョール戦では2ゴールを挙げた。ベティス戦でも良いパフォーマンスを続け、ゴールをあげている。
しかし現在、モウリーニョが求める健康なベンゼマがおり、彼がホームでの先発に選ばれるだろう。
ベンゼマは、CLでは大きな幸運に恵まれている。彼はCLでのチームトップのスコアラーであり、ロナウド、カジェホンとともに3人でプレーした時は4点を挙げている。
キャリアを通じて、ベンゼマは39試合で23ゴールを上げており、これは114分に1点の計算だ。
また、ベンゼマの先発はCSKA戦での唯一のニュースではないかもしれない。
モウリーニョはアルベロアに代えてラスを右サイドバックとして起用することを考えている。アルベロアはベティス戦でパフォーマンスが悪く(先制点の場面でのナチョに対してののプレーと2点目の胸でのひどいクリア)、ラスに右サイドバックの座を与えるかもしれない。
・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・
ベルナベウでの試合では、基本的にはボールを持てるだろうから、受け手として優れたベンゼマを先発起用するのは正解だろう。
点を取りにいくというよりも可能ならばコントロールしてゲームを進めたいマドリーとしては、縦に速くなるイグアインよりも良い。
ただ、昨日も書いたように、活躍しても控えに戻されてプレー時間が限られるイグアインの思いは、なかなか複雑なものがあると想像できるだけに、難しいところだ。
重要な試合で使われているベンゼマと、限定された時間でゴールを挙げ続けるイグアイン。
シーズンが終盤にさしかかり、彼らの使われ方と、チームへの貢献には注目していきたい。