モントリオールでの合宿に参加していたボルハ・マジョラルはボルフスブルクへのレンタル移籍が決定、チームを離れることとなった。
マジョラルは何度かトップチームに招集されており、立場としてはカスティージャでは物足りないがトップチームではベンゼマの壁が厚すぎるといったところで、そこにモラタが帰ってきたので、移籍自体には何の驚きもない。
あとは国内か国外かが問題で、様々な選択肢はあったと思われるが、最終的にはブンデスリーガへ行くこととなった。
ボルフスブルクは19歳の彼にとってはなかなかのハードル。マドリーよりはチャンスはあるかもしれないが、実力はもとよりコミュニケーションの課題もあり、出場機会を得るのはそう簡単ではないだろう。
逆に言えば、ここを乗り越えれば将来の展望が開けてくるということ。まずは新たなクラブで継続してプレーできるよう、力をつけていってほしい。
近年のマドリーは、レンタル終了や買い戻しでのカンテラーノの登用も十分にある状況。
ドイツでの活躍の先に、マドリーでの輝かしい未来が彼にあることを期待する。