スペインの優勝で幕を閉じた今年のユーロ。
そのスペインのカピタン、カシージャスにバロンドールを!というキャンペーンが公式サイトで行われています。
今シーズンはロナウドの年と言われるほど、ロナウドのクラブでの実績は目覚ましかったけれど、カシージャスもそれに劣らず活躍していることを忘れてはいけないでしょう。
毎年ディフェンスを支え続け、スーパーセーブを連発して失点を防ぐカシージャスがいなければ、マドリーの連覇はなかっただろうと思われるし、それに加えて代表のタイトル。
ロナウドのようなインパクトはないけれど、ゴールキーパーというポジションは安定した活躍が求められるところだし、クラブと代表でタイトルを獲得した今年こそカシージャスがバロンドールを受賞すべき年と言っていい。
公式サイトでは10の理由が挙げられていて、さらにもうひとつの理由を送ろう、ということになっている。私はもう一つの理由として、「ここ一番の集中力の高さ」を挙げたい。
イタリア戦のPK戦でも見られたように、カシージャスには大一番で素晴らしいセーブをするイメージが強い。ここという場面で最高の結果を出せる集中力は本当にすごいもので、マドリーも彼に何度も救われている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1963年にヤシンが獲得して以来、ゴールキーパーがバロンドールを受賞した例はないけれど、カシージャスの活躍はバロンドールに値するもの。
マドリーファン、スペインファンの皆さんの後押しで、もしかすると45年ぶりのGK受賞があるかもしれません。