W杯予選、ハンガリー戦で27分に後退を余儀なくされたロナウドの負傷状況は思ったより悪かったようだ。公式に発表された。
MRI検査などによって判明した症状は、右足首内側の副側靭帯の重度1から2の捻挫。3、4週間の離脱と予想される。
この期間の試合は、以下の通り。
・10月18日 vバジャドリー
・10月21日 vACミラン
・10月25日 @スポルティング・ヒホン
・11月1日 vヘタフェ
・11月3日 @ACミラン
・11月8日 @アトレティコ
この中ではCLのミラン2連戦とアトレティコ戦が重要な試合。来月3日のアウェイでのミラン戦に間に合えば・・・というところだが、完治せずにシーズン終盤に再発、というのが一番いやなパターンなので、無理させなくてもいいような状況にしたい。
■怪しい・・・
今シーズン既に12人が離脱しているという記事がアスに出ていた。
ローテーションしている割に怪我人が多い、という記事だが、12人の中には怪我ではなく胃腸炎で離脱したドレンテとガライが含まれているし、セルヒオ・ラモスはシーズン開幕以前から負傷しており、ローテーションと関連付けるのは無理がある。
というわけで数字からして怪しげだし、アスが言う12人が多いのか少ないのか、比較対象がないからわからない。
ローテーションを全くしなかったら○人だった、という数字は取りようがないので、印象でしか判断できないのが”ずるい”ところ。「24人のチームで、12人が既に離脱している」ということに対して、「少ない」と感じる人はあまりいないだろう。
■サイドバック関連
負傷者に関してもうひとつ。
アルベロアが復帰間近で、今週中に全体練習に加われるだろうとのこと。
これまで、アルベロアに問題ない時にセルヒオ・ラモスが不在、セルヒオ・ラモスが帰ってくるとアルベロアが負傷といったすれ違いが続いていたが、これで両者が揃うことになりそう。
右セルヒオ・ラモス、左アルベロアという形になるのか、マルセロ&ドレンテにまだ期待するのか、はっきりしそうである。
先週ナバスに決められた場面で、後ろから選手が飛び込んでくる危険性を感じられず、体を引いてボールを流してキープしようとする危機察知能力のなさを見せてしまったマルセロ。
チーム全体の問題があったにしてもどうなんだ、と感じないわけにはいかないシーンで、安全第一を当たり前にできることの大事さを痛感した。
守備を無難にこなせる印象のあるアルベロアが左でどうか、というのは大事なポイントになりそう。
問題は、左アルベロアがファーストチョイスになると、右サイドバックの控えがいなくなること。
仮にそうなれば、左を一枚削って右のバックアッパーと契約・・・ということになってくるだろうが、なにはともあれ、アルベロアの扱いと出来が気になるところだ。