当ブログ久しぶりのインタビュー記事。マルカに掲載されたマルセロのインタビューを、2回に分けて。
・コパデルレイでチームが敗退してしまって、どんな気持ちでしょうか?
悪い、とても悪い気分さ。良いプレーができなかったし、それをまず認めないといけない。恥ずかしく思うし、謝りたいとも思うよ。ファンが怒って選手を悪く言うのは普通のこと。でも、俺たちは前を向いていなければいけないし、リーガとCLで勝つために練習しなければならないんだ。俺たちはもっと良くならなきゃいけないってわかってるし、確かにファンはまたチームのプレーを楽しめるようになるさ。
俺たちは良く話し合ったし、良い態度で臨まないと試合には勝てないってわかってる。
・ファンは主にペジェグリーニに敗退の責任を負わせて、彼に辞任してほしいと思っています。監督は傷ついていると思いますか?
ペジェグリーニは心配している。俺たちと同じようにね。けど、悪くはならないさ。彼は疑ってない。プロジェクトはうまくいくだろうって俺たちはわかってる。はっきりしたアイデアがあるし、結局はうまくいくはずさ。ビセンテ・カルデロンやサン・シーロで、もう良い試合ができているし、チームとしてきっと成長できるだろう。マドリーで起こることは全部おおげさになってしまう。勝っていれば最高で、負けると失敗ってふうにね。それが普通さ。ペジェグリーニと一緒にやることがただ一つの解決方だってわかってるんだ。
・ペジェグリーニのフットボールのアイデアがどんなものか教えてもらえますか?
監督の考え方は、最後の1分までゴールのために戦うこと。試合を支配してたくさんゴールを奪いたい。ボールの出所に、フィールドの高い位置でプレスをしてほしいと監督は思っているんだ。
ビセンテ・カルデロンでの試合みたいに、上手くいったこともある。プレスのおかげで2点決められたからね。他の試合ではうまくいってないけど、良い姿勢でやっているし、よく動いてると思ってる。結果は出るさ、きっとね。
・こういうオートマティックな動きでマドリーが負けないチームになるにはどれくらいかかるんでしょう?
俺たちは監督のプロジェクトをだんだん学んでいってるんだ。速いスピードで進歩してる。たくさんのことを改善しなきゃいけないけどね。新加入選手が多いし、連戦が多い。代表戦で間は開くけど、みんなで練習はできないこともわかってもらいたいね。チームの結束を遅らせてしまう要素はたくさんある。
でも、チームが早く成熟することを俺たちは望んでるし、そうなるだろう。たとえば、サン・シーロでの前半、マドリーは凄く良かった。俺たちはミラノでスタジアムを支配していたし、コントロールもしていた。多くゴールを決められなかっただけだと思ってる。デルビーでも良い前半だった。あれが俺たちが望むマドリーの姿だ。
・事実、あなたはマドリーで際立っていて、不満を言わないですね。良い時期を過ごしていますか?
俺はマドリーにいてとても快適さ。素晴らしい時期だ。チームの役に立てていると思う。チームを助けられるってわかるのはいいことさ。間違いなく世界で最高のことだね。たくさんのプレッシャーや要求があるけど、世界で一番のところだし、そうしなきゃって思うよ。
・目標はカンプノウに着いて、マドリーがバルセロナに対抗できるチームだと証明することでしょうか?
バルセロナのことばかりを考えてもいられない。クラシコまでまだ少しあるからね。まずラシンとチューリヒとの試合がある。1試合ずつやっていかなきゃ。
・でも、ファンはマドリーは間違いなくバルセロナに勝てるだけのトレーニングをしてると思ってます。
もちろんカンプノウで勝てると思ってるよ!俺たちは良くなってると思ってる。アルコルコンでのひどい事故は別にしてさ。クラシコになったら、俺たちが良いフットボールができるってことを証明してやりたい。あそこで勝ちたいね。できると思うことが第一さ。思い込みは良くないけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・
ミラン戦とアトレティコ戦が随分引き合いに出されるけれど、確かに今シーズン良かったのはこの2試合(の前半)だろう。
まだこれから、という話を、言い訳をしつつ語るマルセロは、昔より大人になったのかなと思う。
後半は明日以降にします・・・