モウリーニョマドリーの初戦。
見られなかったので、データだけ。
■マドリーの先発メンバー
GK:デュデク
DF:ファンフラン、ペペ、ガライ、マルセロ
MF:ガゴ、ラス;ペドロ・レオン、カナレス、ロナウド
FW:ベンゼマ
46分:デュデク→アダン、ファンフラン→ナチョ、マルセロ→ドレンテ、ガゴ→ディアラ、カナレス→グラネロ、ペドロ・レオン→ディマリア、ベンゼマ→イグアイン
69分:ラス→テバル、84分:ナチョ→モラタ、ロナウド→アレックス・フェルナンデス
右サイドバックにファンフランを起用し、4-2-3-1。システムは予想通り。
■クルブ・アメリカの先発メンバー
GK:オチョア
DF:サンチェス、ロハス、アキバルド、ロシネイ
36分:モンテネグロ→サンドバル、59分:アキバルド→トレビーニョ、64分:ロシネイ→シルバ、85分:ロハス→マルティネス、ビセンテ・サンチェス→マルケス
メキシコのクラブであるクルブ・アメリカ。メキシコは既にシーズンインしているらしい。だから、コンディションはクルブ・アメリカの方が上だったと思われる。
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カナレスはいきなり得点を決め、彼にとっては最高のスタートとなった。
先発したベンゼマがかなり良かったようで、ロナウド、ペドロ・レオンとともに攻撃で良い形を作っていたよう。2シーズン目のベンゼマは、イグアインとポジション争いをしていかなければならないので、期するものがあるはず。モウリーニョが言うように「自分らしく」プレーしてどれだけやれるか。
左のロナウドに預けておいて、一気に展開するような形はサイドを使うにあたっては基本となるだろうやり方。
広くサイドを使う4-2-3-1でキモとなる形だから、ロナウドが仕掛けるケース、展開するケースと、いろいろ見せてほしい。
問題は、左サイドで相手に大きな脅威を与えられるロナウドがいない時にどうするか。
ディマリアでも同じことをやるのか、やり方を変えるのか。そのあたりも今後のプレシーズンで見られれば、参考になりそう。
後半は一気にドタバタ。
ディアラとドレンテはただでさえ立場が危ういのに、良いところどころを見せるどころではなかったようで。
1-2と逆転まで許すが、イグアインとロナウドが決めて再逆転。勝利で新しいシーズンのスタートを切った。
結果は関係ないとはいえ、勝ってシーズンを始められたのは良かった。割とうまくいった前半、良くなかった後半と、良いところも悪いところもモウリーニョが確認できたと思うので、そういう意味でも意義のある試合となっただろう。
次は土曜日にLAギャラクシーと親善試合を行う。