2試合で勝ち点1と、よくない状況で迎えた第6節。昇格組にたいしてホームでの試合と、普通なら安心できるところだが、今は全くそんな感覚がない。
■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
FW:イグアイン
29分:ラス→エジル、59分;カカ→ケディラ、59分;イグアイン→ベンゼマ
今節はカカが先発。
■ラージョの先発メンバー
GK:ダニ
DF:ティト、アリーバス、ホルディ、カサード
MF:フエゴ、モビージャ;ピティ、ミチュ、ラス
FW:タムード
56分:タムード→デリバシッチ、68分:ピティ→パチェコ、69分:ミチュ→トラスオラス
ラージョは久しぶりのプリメーラ。昔はハチのデザインがあるユニークなユニフォームだった。
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さて、今節の3の中央はカカ。
以前より下がり目でパスの出し入れをやるようになっていて、リズムを作ろうという雰囲気、エジルと同じ仕事もしようという意識は見られるが、それでも彼の長所は縦への推進力。
スタイルを変えるのがそんなにすんなり行くわけではない。
最近は、シャビ・アロンソを残して4-1-2-3のような形になることが多いが、この2が機能しないと3は活きない、というのは前節や前々節の通り。
今節は早々に失点したこともあり、エジル早めに入れて、カカとエジルが2のところで攻撃の形を作れたので、前半の中盤からはだいぶん見られるものになっていった。
このシャビ・アロンソ依存、エジル依存は、解決しなければいけない課題。
さて、今節もディマリアが退場し10人になった。
その後幸運にも3点取れたため、それほどクローズアップされていないが、不運とはいえ必要がない位置での余計なプレーでの2枚目であった。
彼のチームでのあり方を、そろそろ考える必要があるだろう。
衰えない運動量は、試合終盤で相手の脅威になるが、プレーの質は高いわけではないし、おまけにこの規律の低さはやっかいだ。
次節はアウェイでエスパニョールと対戦。