1週間も経ってしまっているので、簡単に。
■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
FW:ベンゼマ
46分:カジェホン→ディマリア、68分:エジル→イグアイン、76分:ラス→カカ
アルベロア、バラン、ラス、カジェホンといった面々を先発起用。
■ラシンの先発メンバー
GK:トーニョ
DF:フランシス、アルバロ、ベルナルド、クリスティアン
MF:ツィオリス、ディオプ;サンペリオ、アリエル、オスカル・セラーノ
FW:ストゥアニ
63分:オスカル・セラーノ→シスマ、68分:ストゥアニ→ムニティス、76分:サンペリオ→アドリアン
■何もなし
攻撃で何も起こすことができない試合だった。
これは先発メンバーが変わったのが原因ではないと思う。エジルがよくなかったことで、前で攻撃を作れず、リトリートするラシンを崩すことができなかったのがひとつ。
シャビ・アロンソもピボーテの位置でフル稼働しており、長い目で見ると心配だが、彼より高い位置でゲームメイクできないために、下がった相手に何もできなかった。
さらに、個人の能力で何とかできてしまうロナウドに元気がなかったのが2つめ。
組織がだめでも個人の力で勝ち点を得る、そういう試合にすらすることができず、イグアイン、ディマリア、カカとつぎ込んだが変化は起きなかった。
マドリーに対しては引いて守ればある程度良い試合ができる、というかつての状況が戻ってきてしまっている。使われる選手が多く、彼らをうまく使う選手がいないと、相手はマドリーにボールを持たせておけば安心だろう。
そのあたりの再現をしてしまったのが、週末のラージョ戦序盤で、何とか修正したのが後半ということになるが、それは次の記事で。