レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

リーガ・エスパニョーラ第36節 vマラガ

私の体調不良のため、少し遅れてマラガ戦。マラガは順位を気にする位置につけており、モチベーションはあったはずだが、彼らにとっては酷な試合になった。

■マドリーの先発メンバー

GK:ディエゴ・ロペス

DF:ナチョ、バラン、アルビオル、コエントラン

MF:シャビ・アロンソエッシェンモドリッチ

FW:エジルベンゼマロナウド

65分:モドリッチ→ディマリア、68分:ベンゼマイグアイン、76分:コエントラン→ファビーニョ

この試合の右サイドはエジルモドリッチはこのところ先発が続いている。

■マラガの先発メンバー

GK:カバジェロ

DF:セルヒオ・サンチェス、デミチェリスルガーノ、アントゥネス

MF:カマーチョ、イスコ;ポルティージョバティスタエリゼウ

FW:サンタクルス

27分:バティスタ→イトゥーラ、42分:カバジェロ→カメニ、76分:エリゼウ→オニェウ

財政面の問題はあるにせよ、チームとしてはCLでもベスト8、リーガでも来シーズンのCLを狙える位置にいる。ペジェグリーニの手腕はさすが。

■簡単に

マドリーは最初のコーナーでアルビオルがヘッドを決めて2分に先制することに成功する。アルビオルは今シーズン初ゴール。難しいシーズンを過ごしているせいか、喜びも大きかった。

早々にビハインドになったマラガ。

ペジェグリーニのチームらしく、ボールを大事にして攻める印象。ただ、マドリーはリードしたことから守備に余裕があり、きちんとスペースを埋めていたので中央はそれほど崩されなかった。

マラガとしてはサイドをうまく使いたかったところでだが、エリゼウはあまり目立たず。イスコ、バティスタが中心に中央に寄ることが多かった。

狭いところでボールを奪った後に、ロングボールを使わずにモドリッチが上手くキープしてリズムを作れていたのは印象的。

CLでもこうしたキープ力は見せていたが、落ち着いて当たりを捌いている。周りが彼を信頼して預けるような場面がもっと増えてくればと思う。

ただ、マドリーも久々にセットプレーの守備のもろさを露呈。

15分、コーナーをニアで角度を変えられたところ、ファーに走りこんだサンタクルスは完全にフリー。簡単に合わせられて同点とされる。

ニアで一旦触られた時に、守備陣は足を止めてしまった。

これでマラガは勢いに乗れるかと思ったが、20分にセルヒオ・サンチェスが抜け出したロナウドをエリア内で倒し、一発退場。ロナウドはそれほど押されてはいなかったように見えたが、手がかかったように見える倒れ方が上手かった。

PKはカバジェロが足を良く残して止めたものの、マラガにとって不運だったのは、これでカバジェロが足首を負傷してしまったこと。

ディフェンダーを補充するバティスタとイトゥーラの交代に加え、GKも前半途中の42分でカメニに替えることになってしまった。

26分にマラガのバックパスを取られ、エリア内で間接フリーキックを得ると、これをロナウドが決め、マドリーでの200ゴール目を記録。

ニアに壁を作っていて、そちらに蹴ると踏んだのかカバジェロは壁の前に出る形でコースを消しに来たが、ロナウドは空いているファーの上へ正確に強くけりこんだ。

マラガにとっては不運な判定でPKのセーブが帳消しになってしまった格好。

33分にはカウンターからエジルが落ち着いて決めて3-1とし、ほぼ試合を決めた。

マラガはアントゥネスが右45度の位置から素晴らしいゴラッソを決めるも、反撃はこれまで。

前半ロスタイムにはシャビ・アロンソのパスを一度スルーしたベンゼマロナウドからプレゼントを貰う形でゴール。突き放してマラガの戦意を失わせた。

後半にはモドリッチと、試合終了間際にディマリアもゴールを決め6-2と大勝した。

■もろもろ

久しぶりのフィエスタだった。5得点以上をあげたのは第30節のレバンテ戦以来。消化試合で、相手が退場者(73分にはデミチェリスも2枚目のイエローで退場)を出したことを考えても、なかなか良い出来の試合だったといって良い。

相手を押し込むような展開になると、選手間の距離がモドリッチ好みの近さになるので、よくボールを触って味方と絡むことが出来ている。彼は来シーズンもいると考えているので、こうした連携を対等の状態でも使えるようになることが今後の課題。

リーガも残り3試合。今夜はエスパニョールとアウェイで対戦する。