いろいろ考えをめぐらせていたら時間が経ってしまった。お待ちいただいていた方には申し訳ありません。考えた結果、精神面にあれこれ愚痴を書きたい気持ちを抑え、完結に済ませます。
■マドリーの先発メンバー
GK:アダン
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ;ディマリア、エジル、ロナウド
FW:ベンゼマ
57分:アルベロア→カジェホン、64分:ディマリア→カカ、76分:シャビ・アロンソ→モドリッチ
左サイドバックにアルベロアを回し、右には帰って来たエッシェン。
■マラガの先発メンバー
GK:カバジェロ
MF:カマーチョ;ポルティージョ、イスコ;ホアキン、エリゼウ
FW:サビオラ
65分:サビオラ→サンタクルス、70分:ポルティージョ→イトゥラ、83分:ホアキン→セバ・フェルナンデス
財政的問題は抱えつつ、CLを狙う位置につけているマラガ。
リーガで実績ある選手をうまく使えている印象。
■気持ちを取り戻そう
クラブを巡る大きな話は、推測ではあるが先日書いたので、そちらにかかわるような話は省略する。
マドリーはうんざりするほど悪い部分を晒し続けており、またそれを補おうとする熱意も、試合中に見受けられなかった。
あの失点後のモウリーニョの鼓舞の仕方に、チームを前向きにさせるだけの力がこもっていたと言えるだろうか。
チームもあまりに不甲斐ない。
モウリーニョの前節の発言に反骨心を示すこともなく、同じように諦めたというようなプレーで90分を過ごした。
もちろん戦術的な問題はあろう。だが、それを補うような覇気がないのが一番の問題だ。モウリーニョが早々に白旗をあげた前節終了後の発言を、ピッチでただはっきりと裏付けたのだ。
こうした試合を続けてCLでは心身とも問題なく戦えると思うのは、あまりにも楽天的過ぎる。CLまでにリーガでモチベーションは落ちるところまで落ちてしまうだろうし、それを短期間で持ち上げるのは不可能だ。
こうした試合を作ったモウリーニョとそのチームに、今シーズンの成果を期待するのは無理だと感じている。
監督がチームに前向きな力を与えられず、チームもそれに引きづられている。モウリーニョの問題ではあるが、彼だけの問題でもない。
先日書いたように、より大きなところから影響を受けていると考えられ、問題の根は深い。
覇気のなさに愚痴を多く書くことは避けたい。
タイトル云々と言える状況にない今は、とにかくチームとしてあるべき姿に戻ってもらえるよう願うのみだ。