先日から移籍が確実視されており、昨日にはペレス会長自身が認めていたイスコとの契約が公式に発表された。
イスコとの契約は５年間となっており、アスによれば違約金は３０００万ユーロ。
U－２１の代表で素晴らしい活躍を見せていたイスコ。
ベテランより若い選手を求めるマドリーらしい補強ともいえるが、ポゼッションが大前提の今の代表で攻撃の中心にいる彼には、攻撃的でスペクタクルなフットボールをすると述べたアンチェロッティの下で輝いてくれることを大いに期待する。
監督が変わったので、継続的な方針があったかどうかはわからないが、昨オフのモドリッチに続き、ボールを持って主導権を握る攻撃で力を発揮できる選手を獲得したことになる。
また、ゴールに向かってプレーできる点は、今のマドリーのトップ下にはない大きなポイント。昨シーズンの得点数は、エジルと同じ９点だが、アタッキングサードでボールを持った時の雰囲気は大きく異なる。その点で、どうしてもパスが選択肢の最初になってしまうエジルからポジションを奪える可能性は非常に高いと考えている。
ボールを持っていかに攻めるかが課題のマドリーにとって、重要な選手の獲得と言っていいだろう。
まずはプレシーズンで怪我なくチームに溶け込み、のびのび実力を発揮してもらえれば。
