週末のビジャレアル戦ではモドリッチを休ませるなどしてコンディション調整を加味した構成で、ドローに終わっている。
これが正解となるかどうかは今夜の試合(と第2戦)の結果次第だ。
招集リストは以下。
GK:クルトワ、ルニン、フイディアス
DF:カルバハル、ミリタン、アラバ、バジェホ、ナチョ、マルセロ、メンディ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、バルベルデ、ルーカス・バスケス、セバージョス、イスコ、カマビンガ
FW:アザール、ベンゼマ、アセンシオ、ヨビッチ、ベイル、ビニシウス、ロドリゴ、マリアーノ
間に合うかどうか、話題が尽きないメンディとベンゼマを含む全員を招集しパリへ。
ベンゼマは前日会見に出席しているので、基本的には先発すると思われるが、どの程度のコンディションか、90分やれるのかは不明である。
ビジャレアル戦はスコアレスだったこともあって、攻撃の迫力不足に注目されてしまいがちだが、ビジャレアルにボールを効果的に持たれていて、マドリーが良い形で攻められる時間そのものが少なかった感がある。
つまり、良い形で攻めるための良い守備ができなかったということ。
バルベルデ、ビニシウス、ベイルがいるのでカウンター狙いというのはわかるのだが、試行回数が少なければ難しい。
グラナダ戦ではすぐに奪い返す守備がイスコ擁する前線とうまくかみ合っていた。そのような守備と攻撃の連動がないと一発狙いにしかならないのだ。
パリを相手にするのだから、今夜も守備がポイントとなると考える。
カウンターを狙うにしても、能力の高いパリの前線がゴールに近いエリアでプレーする時間が長くなるとリスクは高くなる。
良い形で奪って縦の早さがあることを見せられれば、パリを牽制することができるから、それが実現できるかどうかだ。
点に繋がらなくても良いので、怖い攻撃があると早い時間に示すことで、その後の流れを掴めるだろう。