グティが負傷したというニュースが入ってきました。以下キリトリ線まで、ざっとした訳です。
シュスターにとっては悪いニュース。
負傷者リストに、昨日左足のくるぶしを軽く捻挫したグティが加わった。バジャドリー戦の出場は疑わしく、24から48時間中の回復状況による。
―中略―
スナイデルとガゴが代わりにいるが、グティが間に合わない場合、シュスターは11人を選ぶのに苦労することになるだろう。
昨日ガゴは、ホセ・ルイス・サン・マルティンとともに、他のメンバーとは別に練習をこなした。
良いニュースはエインセが練習でプレーできたこと。長いリハビリから帰ってきて(今年最初のリーガの試合だったサラゴサ戦で負傷)、チームメイトともに通常の練習をした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
グティも微妙となると、中盤の構成はかなり厳しい。
現地報道によると、前節アルメリア戦のプレーから、少なくともバジャドリー戦は「ディアラではなくガゴを選択する」と言われているので、それに従えば、ガゴ、バティスタ、スナイデルという組み合わせくらいしかない。
ディアラ、ガゴとバティスタかスナイデルという可能性もなくはないが、アルメリア戦で指摘されたのはディアラの攻撃時の展開力のなさだから(試合を見ていないのでワタシに言う権利はないけれど・・・)、シュスターは中盤の底にガゴを起用したいと思っているだろう。
となれば、上のようなバティスタ、スナイデルとの組み合わせの一択になる。
ニステルを欠く前線は、これまでの起用順からいけば、ラウール、ロビーニョとイグアインとなる。
ロッベンも選択肢ではあるが、イグアインでダメな時のために取っておいた方が良いと個人的には思う。
相手がプレスを頑張るチームの時は苦戦しているが、それはボールを取る位置が低い場合、さらにはロビーニョとラウール(特にロビーニョ)が下がってきていた場合に、マドリーは手詰まりになりやすいから。
昇格組でしかもアウェイでの試合となるバジャドリーは、そうした運動量と守備から活路を見出すことになるが、そのパターンが成功すると、パスワークが完成していないマドリーにとっては厳しいし、今季見せている効率的なカウンターも出にくいだろう。
とはいえ、アルメリア戦について皆さんから頂いた情報によると、守備の少し運動量が落ちた後半はマドリーもペースをつかめたようだ。
もしそれまでに得点がなかったら、このタイミングでイグアインとロッベンを替えたい。
ロビーニョとロッベンがポジションを替えながら走りまわれば、この時間帯、相手にとっては嫌だろう。カウンターも出しやすいメンバーになる。
試合開始当初のプランが成功しない場合は、遅くとも後半半ば前の交代で活路を見出したい。