レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

CLグループステージ第3節 vミラン

遅ればせながら、CLミラン戦の振り返りを。

■マドリーの先発メンバー

GK:カシージャス

DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、マルセロ

MF:シャビ・アロンソ、ラス;カカ、グラネロ

FW:ラウール、ベンゼマ

67分:グラネロ→ドレンテ

予想通り、ファン・デル・ファールトではなくグラネロが先発。

アルベロアは先発せず。

ミランの先発メンバー

GK:ジダ

DF:オッド、ネスタチアゴ・シウバザンブロッタ

MF:アンブロジーニピルロセードルフ

FW:パト、インザーギロナウジーニョ

61分:インザーギ→ボッリエッロ、92分:ロナウジーニョフラミニ

インザーギを真ん中に置いた3トップ。フンテラールはベンチ。

■遅すぎた2点目

結論から言えば、2点目が早い時間帯で取れなかったことが大きかった。

ジダのファンブルという”事故”(あの場面で詰めているラウールの忠実さは本当に素晴らしい)で得点を挙げた後、4-2で守るミランに対して押し込んでいたのに得点に至らなかったために、最終的にミランが勝ることになってしまった。

わりと簡単にアタッキングサードに入れたのに、ペナルティーエリア付近で選手同士の距離が近くなりすぎ、窮屈な繋ぎに終始してしまっていたし、それをサイドで助ける選手もいなかった。

シャビ・アロンソは左右に散らしていたが、そこから良いクロスが入らず、結果的に中へ中へと入っていく選択しかしなかったのが大きな問題。

サイドバックが上がれる機会があったのだから、そこから簡単にクロスを入れても良かった(当然ゴール前にボールが入ってくることが前提。セルヒオ・ラモスは相手に当て過ぎだった)。

ミランは奪ってセードルフ経由でロナウジーニョかパトへ入れ、最後はインザーギという狙いだったが、前半はセードルフロナウジーニョをかなりしっかり抑えられていた。

ただ、ピルロの素晴らしいゴールが決まって、ホームでもあり、試合展開としても勝っておきたかったマドリーが前がかりになってからの、守備のまずさは目に余るものがあった。

2点目は軽率な守備だったし、3点目のマルセロのポジショニング(パトを見てもいない)は驚くべきものだ。これだけ良い選手たちが揃っていて、追いつかれた後のペースについて声を出すこともなければ、3点目に関しても、パトが侵入してきているのに指示すらしていないように見えた。

とはいっても、やはり2点目が遅すぎたことが残念。

2点差なら精神的に違った試合になっていただろうし、2点目を取っておかしくない試合展開にも拘わらず取れなかったということが悔やまれる。

ドレンテ

一時同点に追いつく2点目を決めたドレンテ

中盤だとあまり守備を気にしなくて良くなるので、サイドバックの時より随分活き活きと走り回っている。

基本的な身体能力は素晴らしいものがあり、それを前へ前へと生かせる時は良くなってきている。サイドでがむしゃらに走ってくれる選手は、サイドプレーヤーを基本的に置かないペジェグリーニのシステムでは重要だ。

これからの起用法気になるが、成長を期待したい。