こちらはミッドウィークに開催された、サンチャゴ・ベルナベウ杯、ウルグアイのクラブ、ペニャロールを招いての親善試合。
■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ;エジル、カナレス、ロナウド
FW:イグアイン
47分:ラス→アルベロア、ケディラ→ガゴ、エジル→ペドロ・レオン、イグアイン→ベンゼマ、56分:ガゴ→ディマリア、60分:カナレス→グラネロ、73分:マルセロ→ファンフラン、77分:カルバーリョ→マテオス、85分:ロナウド→ファン・デル・ファールト
週末のエルクレス戦には出場しなかったカシージャス、セルヒオ・ラモス、ロナウドといった面々が先発し、長く出場した。うまく出場時間を割り振っている感じがする。
ペニャロールのメンバーは省略。
■特に変わりないので開幕に向けて
週末から中2日で進歩があるわけもなく、戦術の浸透と、試合の中でのプレーを監督が見極めるための試合となった。
前回の試合ではカンテラーノを多く起用していることからもわかるように、主力となると思われる選手は多くは出場させなかった。そして、この試合では主力を試合に慣らす場として活用。
はっきり言って、ぬるい試合だったし、そういう雰囲気もあって走れないのは変わっていない。
開幕までに気持ちを高めて、少なくともメンタルだけは本番仕様にしてもらわなければならない。
モウリーニョが語っているように、新しい監督、新しい選手に、新しいアイデアだから、戦術面でも連携面でも、多くを期待することは難しい。
バルセロナと競う以上、だからと言って取りこぼせないのははっきりしている。アウェイで難敵マジョルカと対する第1節で、マイナス面を補うような気迫を見せてもらいたい。