レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

リーガ・エスパニョーラ第27節 vセルタ

遅ればせながら、週末のセルタ戦を振り返る。

■マドリーの先発メンバー

GK:ディエゴ・ロペス

DF:エッシェン、ペペ、アルビオル、マルセロ

MF:ケディラモドリッチカジェホンエジルロナウド

FW:ベンゼマ

46分:ケディラシャビ・アロンソ、66分:ベンゼマイグアインカジェホン→カカ

お休みの選手が多く、いるメンバーを組み合わせた印象の11人。

■セルタの先発メンバー

GK:ハビ・バラス

DF:ジョニー、デミドフ、トゥニェス、ラゴ

MF:オウビーニャ;フェルナンデス、アレックス・ロペス、デ・ルカス、クローン・デリ

FW:アスパス

56分:アレックス・ロペス→プラニッチ、62分:デ・ルカス→ベルメホ、82分:クローン・デリ→パク・チュヨン

残留争いに参加してしまっているセルタ。得点の少なさが課題の様子。

■簡単に

重要な3試合を終えてのリーガということで、少しゆるい状態でこの試合に臨むのは、コンディションを考えれば当然のやり方。

試合前から主力の何人かが不在なのは明らかだったし、いるメンバーで上手くやる必要があるという試合。

そういう状況なので、チームとして走れないのは、ある程度仕方ないこととして受け入れる必要がある。前半からマドリーはパスコースを作れず、ロングボールを蹴らざるを得ないか、簡単に引っかかるかしてセルタに攻め続けられる時間が多かった。

ボールを持たない形は、マドリーにおいてはカウンターのチャンスがあるということでもあるのだが、良い状態でボールを奪うこともできないし、ボールを持ってからの動きもないので、ただ攻められる状態に。

非常に高いモチベーションを持って臨んだ連戦が終わり、しかもCLは次があるということで、いわば谷間の試合となった今節では、チームとして高いレベルを維持する必要はなく、こういった試合展開も仕方ない。

だが、今後も継続的に試合に出られるかどうかの当落線上にある選手が、同じようにペースダウンしていてはいけない。

フォワード2人の悪さは際立っていた。

特にイグアインは、チームを助ける動きがなく、その上”いつも通り”簡単な決定機を外してしまっていて、良いところを何も出せなかった。

ベンゼマも、ボールが多く来る試合ではなかったということはあるにせよ、決定機を決められず、積極的に推した句なるような内容ではなかった。

チームの状況とは別に、彼らには彼らのポジションを確保するための戦いがあり、それに勝たなければ試合には出られないのは当たり前のこと。チーム内の競争に勝つために、出たからには何か結果を残そうという気持ちが感じられず、チームとともにゆるかったのは非常に残念。

この試合では彼らが悪い意味で目立ってしまったけれど、4月あたまのCLへ向けて、ポジションを得るための競争は続いているはずなので、良い形でアピールしてもらいたい。

モドリッチ、カカ、マルセロ、ペペといったあたりが、モウリーニョを悩ませるようなプレーをしてくれることを期待したい。

次節はベルナベウにマジョルカを迎える。