勝ち点差は10。マドリーは既にリーガタイトルを争える位置にはおらず、アウェイで勝ち点3をどうしても狙うというよりは、現実的にはCLを見据えてやっていきたいタイミングでのバルセロナ戦。それでも、そう簡単に見切ってしまって良い試合ではないし、今後の士気を考えると、やれることをしっかりやっていくべきだろう。
招集リストは以下。
GK:ケイラー・ナバス、カシージャ、ヤニェズ
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、マルセロ、カルバハル、ダニーロ
MF:クロース、ハメス・ロドリゲス、ベイル、カゼミロ、モドリッチ、イスコ
バランは負傷中。コバチッチは監督判断で招集外。
カゼミロは出場停止との話もあったが、どうやら問題はなかった様子。彼の起用で最近中盤に落ち着きが見られているので、招集できたからには先発起用したい。
だが、監督にとって最初のバルセロナ戦となると、普段と違う策を使いたくなってしまうのも確か。アンチェロッティでさえ最初はセルヒオ・ラモスの中盤起用を採用している。
また政治的な意向もあって攻撃的なメンバーを並べざるを得ないこともあるのかもしれない。ボールを持たれるのが明らかな試合でバランスを度外視してイスコやハメスを当てはめたとしたら、何かおかしいと感じてしまう。
守備を考えればカゼミロがファーストチョイスになるべきで、それをスタートに中盤の構成を考えて欲しい。
バランがいないためセンターバックはペペとセルヒオ・ラモスの見込み。経験のあるところを見せてくれれば。