連休前後、多忙にしておりまして、準決勝第1戦とリーガ第36節、レアル・ソシエダ戦レビューはお休みさせていただきます。申し訳ありません。
ここから再開ということで、第2戦に向けた召集リストを確認。
GK:ケイラー・ナバス、カシージャ、ヤニェズ
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ダニーロ
MF:クロース、ハメス・ロドリゲス、ベイル、コバチッチ、モドリッチ、イスコ
カゼミロ、ベンゼマは負傷中。
中盤の底で守備を支えてきたカゼミロが招集外。軽傷とのことだが、この試合にいないのは痛い。第1戦でアウェイゴールを取れておらず、シティにはアウェイゴールを与えたくない状況で守備に不安要素を増やすことになるとは思わなかった。
恐らくクロースが低い位置に入り、モドリッチとイスコという組み合わせになるだろうが、彼らはもとより前線からきちんと守備参加することで組織として対応したい。
攻撃面では、ベンゼマの不在をどう埋めていくか。速攻でも遅攻でもポストに入れる彼の代わりはいないので、そのままのやり方では手詰まりになってしまう。
ルーカス・バスケスならサイドの守備は安定するが、ロナウドが中央だと率直に言って良い印象はない。いずれにせよセットしたシティを相手に崩すのは難しいので、しっかり守って手数をかけない速攻でチャンスを伺った方がすっきりしそう。中途半端にボールを持つと返って危ない。
シティはシルバが第1戦で負傷している。第1戦では、タメも作れるし、サイドから突破も、大きな展開もとシルバがさすがのプレーで、彼が離脱してからシティが良い時間を作れなくなっている。ヤヤ・トゥーレが帰ってくるが、この入れ替えがうまくいくかどうか。
互いに主力に負傷者がおり、万全とは言いがたい状況。幸か不幸か、今シーズンのマドリーは主力の離脱がたびたびあり、こうした状況に慣れているとは言える。
いないものを嘆いても仕方ないので、攻守ともにうまくカバーし合って、良い結果を出して欲しい。