レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ボルーダ政権の姿勢

試合が悪い意味で早く片付いてしまい、試合に関係ないことまであれこれと書いたついでに、もうひとつ。

カンナバーロの契約更新の交渉が行われていない、と伝えられていることについてだ。

既に契約満了まで6か月を切っているので、他のクラブとのボスマン移籍の交渉が可能なのにも関わらず、マドリーとの交渉を優先しようとしている選手側に対して、マドリー経営陣は交渉のテーブルに着こうとしていない。

といっても、放出する意図があるのではなく、ボルーダ会長の政権下ではいかなる契約交渉もしない、という方針があるためらしい。

確かに就任時にそういった趣旨の発言をしていた。そして、夏の会長選挙までの暫定政権という立場を明確にしていたことを合わせて考えても、”動かない”ことはもっともだとも思っていた。

が、現在所属する選手、しかも明らかに戦力として数えられる選手の契約更新交渉すらしない、とは思っていなかった。

さらに、カルデロン前会長という後ろ盾を失い、選挙後の会長のもとでは仕事ができるとは思えないミヤトビッチとの契約についても手をつけていない。

”動かない”ことに理はあるけれど、ここまで契約について何もしないのであれば、度が過ぎて返って不利益を被るように思う。

必要と思われることは、それぞれ処理していってもらいたいものだ。

この状態で29日の総会で現政権が承認されるかどうか。現に承認しないとするソシオの団体も出てきている。