ペレス会長の就任直後からにぎやかになってきたカカ周辺。
来シーズン、プレーするクラブはミランかマドリーかのどちらかになるだろう。
アンチェロッティが監督に就任したチェルシーが、マドリーのオファー(6500万ユーロ)を上回る移籍金を提示したとも伝えられたが、これはチェルシーが公式に否定。
ベルルスコーニは来週月曜日(8日)にカカの来シーズンの所属クラブについて公表すると話しているようで、ガッリアーニはマドリーとの交渉があること自体を認めている。
カカ自身は、公式には残留する旨の発言をしているが、マルカは、カカ自身が移籍するだろうと周囲に語ったと伝えてもいる。
カカ自身がどう語ったかについては知る由もないので、はっきりしていることのみ並べると、
・カカに関わる交渉は存在する。
・ミランの交渉相手はマドリーのみ。
・月曜日には、この件について明らかになる。
といったところ。
カルデロン元会長の時には交渉にすら入れず突っぱねられ続けていたのが、状況が変わるとここまで変化するのか、という印象。
報道を見る限り、6500万から7000万ユーロのあたりの移籍金でクラブ間では合意しそう。
あとは選手の合意ということになるわけだが、年俸などの増額がカカにとっての決め手になるわけではないので、マドリーは数字以外でカカの説得に当たる必要があるかもしれない(交渉にあたる父親であり代理人のボスコ・レイチ氏とカカ自身の信条には差があるように見受けられるけれど)。
月曜日には何かまた詳しい情報が出てくるだろうから、それを待ちたい。
■もうひとつざっと
アスが伝えている情報によると、シルバの代理人がサンチャゴ・ベルナベウでマドリーと会談を持った。
マドリーはシルバに関して2000万ユーロ程のオファーをしたいと考えている。この額は冬の移籍市場でユベントスがシルバに関してバレンシアに提示した額と同等のもの。
シルバに関しては情報が少ない。
ペレスはビジャへの関心を認めたようだが、バレンシアの資金繰りがつくかによって、彼らの移籍にかかわる両クラブの立場はずいぶんと変化するだろうと思う。
※たくさんのコメントありがとうございます。明日返信します。