本格的に風邪をひいてしまったので、ずいぶん遅れてしまいました・・・
■マドリーの先発メンバー
GK:カシーリャス
MF:シャビ・アロンソ、ガゴ、グティ;ファン・デル・ファールト
70分:ガゴ→ラス、79分:ファン・デル・ファールト→グラネロ、83分:→ベンゼマ
最近はお馴染みのこのメンバー。バレンシア相手にも変わりなく。
■バレンシアの先発メンバー
GK:セサル
DF:ブルーノ、マドゥーロ、アレクシス、ホルディ・アルバ
MF:アルベルダ、バネガ;パブロ、シルバ、マタ
FW:ビジャ
46分:パブロ→ホアキン、61分:マタ→ビセンテ、72分:アルベルダ→バラハ
ミゲル、ダビド・ナバーロ、ミゲウ、デアルベール、マテューら、主力ディフェンス陣が怪我で離脱中。
■だめなバレンシア
2位と3位の試合、とはいっても差は大きい。4位以下ともちょっと離れている。というわけでバレンシアがモチベーションを保つのはなかなか難しいと思われた。
それだけが理由ではないだろうが、バレンシアの守備はどうもぼんやりしていた。
最終ラインに不安があるので、自陣にブロックを作るのは不安。だが、前線からどんどん追い回すやり方も取らず。
中盤をコンパクトにしようとしていたが、どうも空回り。バラバラなので、単純にマークがずれてしまうことも良くあった。
それに乗じてマドリーはどんどん攻撃を作っていく。
メインが中央からなのは変わりないが、バレンシアのまずさによって、意外に楽にボールを動かしていった。
こうなるとグティがいる意味は大きい。彼にプレッシャーをかけられないとこうなりますよ、という状態になっていた。
25分、グティのパスを受けたイグアインがうまく前を向き、冷静に済みを狙って先制。
マドリーの守備はまずまず。
というより、バレンシアの守備がまずいので、攻撃を始める位置が低く、良い形で始められない。よって、マドリーはそれなりに守れていた。
時々危ない場面はあるが、散発といった感じ。マドリーももうちょっとこなれてくれば、もっと楽に試合運びができたはずだった。
■何とか2点目、あとは悠々
後半開始時点でバレンシアはパブロに替えてホアキン。選手を入れ替えて攻撃を思い出そう、リセットしようとした。
61分にはビセンテを入れて流れをつかもうとする。
後半は、マドリーもどうもゆるくなってしまった感があった。チャンスは多かったが、ここ一番でちょっとずつずれるような印象。
2点目が遠いマドリーに対し、バレンシアも守備がイマイチなのは変わらず。お互い、どうもうまくいかないなあと思いながらのプレーだったろう。
マドリーの交代はガゴに替えてラス。運動量を回復させようという狙い。まずは堅実な交代。
78分、マルセロがブルーノを抜いてマイナスのクロス。ロナウドが抑えたシュートを決めて2点目。これでほぼ勝負あり。
ブルーノが簡単にやられ過ぎた。マルセロはエリア付近では思い切りが良い方にでる。
この後、マドリーはグラネロ、ベンゼマに出場時間を与え、悠々と2点差を保って終了。
バレンシア相手に、スコア以上の良い内容での勝利を飾った。
バレンシアが悪かったとはいえ、3位相手に勝てて良かった。もう負けられないだけに、この勝利で一気にいきたいところ。
もう1時間半後に迫った第34節は、サラゴサとアウェイで対戦。