レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

移籍先未だ決まらず

プレシーズン中の海外遠征に帯同しなかった、ラス、ペドロ・レオン、ドレンテは、未だ移籍先が決まっていない。

代表には招集されていたが、マドリーで戦力と見なされるかわからないガゴも同様だ。

近年のマドリーの余剰戦力の放出は遅いので、コエントランとトレードの形になったガライ、バレンシアへレンタル移籍したカンレスと、2選手が動いただけまだマシ、まだ2週間ほどある現時点では早すぎる話題かもしれないが、そろそろ各国で新しいシーズンが始まる時期でもあり、選手のことを考えても、はっきりさせてほしいところ。

ただ、遠征に帯同させず、別メニューでの練習が続いている時点で、彼らについては買い叩かれることは想定しているはず。

ラスについてはイングランド、ペドロ・レオンは国内(ヘタフェ行きの話がまとまるかに思われたが進展があったという報道はない)を中心に移籍先候補が報じられているが、彼らと契約したい各クラブにしてみれば、チーム状況が許せば最後まで交渉を引っ張っても良く、マドリーは不利な交渉を強いられることになる。

わかっていて、外部から見て戦力外とはっきりわかる状態にしているのだから、移籍金は獲得時の元を取れれば良いくらいのはずだが、この後は31日を見据えての我慢比べになりそう。

何も伝えられていないドレンテについては、彼自身の素行の問題もあり、難しいかもしれない。

クラブとしてはもはや彼の移籍金は期待していないかもしれないが、彼の年俸を払え、かつ素行問題に目をつぶれる、という条件を満たすクラブが現れるかどうか。

個人的には、オランダでやり直すのが良いように思っているが、であれば減俸が条件になるだろうから、そのあたりもまた検討しなければならない。

ガゴもボカ復帰の可能性がここ数日頻繁に伝えられていたが、この話は流れている。ガゴ自身の話ではボカがマドリーを満足させるオファーをしなかったのでは、とのこと。

ガゴには、ヨーロッパの大きいクラブからも話があったようで、ボカ復帰がなくなれば、そういうルートを検討することになるだろう。

ラスとガゴが移籍すると、ピボーテの選手が心許なくなるというのがクラブ側の問題になるかもしれない。

特に守備面で計算できる選手がいないことは、守備を構築したいモウリーニョにとって不安要素になりそうだ。この話題は、今回の記事の趣旨から外れるのでまた明日にでも触れたい。

さて、明日はスーペルコパ。クラブの長期的な収益にしか貢献しなさそうな中国遠征で背中を負傷していたセルヒオ・ラモスも、全体練習に復帰しており、招集されるかどうかは別として、戦力に数えることはできている。

このタイトル自体に大きな意味はないが、バルセロナ相手につまづいてシーズンスタートするか、勝ってスタートするかの精神的な違いは大きい。

これまでのプレシーズンの成果をポジティブに捉える意味でも、いい結果を期待したいところ。