レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

リーガ・エスパニョーラ第28節 vマラガ

引き分けに終わったマラガ戦を1日遅れで簡単に。

■マドリーの先発メンバー

GK:カシージャス

DF:ラス、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ

MF:ケディラシャビ・アロンソエジル、カカ、ロナウド

FW:ベンゼマ

66分:カカ→カジェホン、84分:エジル→グラネロ、85分:ベンゼマイグアイン

ベンゼマが先発に復帰。右サイドはラス。

■マラガの先発メンバー

GK:カバジェロ

DF:セルヒオ・サンチェス、ウェリントンマタイセンモンレアル

MF:デミチェリスカマーチョホアキン、イスコ、カソルラ

FW:ロンドン

57分:イスコ→エリゼウ、58分:ロンドン→ファン・ニステルローイ、71分:ホアキン→セバ・フェルナンデス

CLも見えているマラガ。ここが頑張りどころ。

■ざっと・・・

マドリーのプレーは、決して悪いものではなかった。特に後半は良かったし、ゴール前で決めていれば、という場面が何度かあった。

それでも、守備が徐々に緩くなっているのは明らか。序盤からロンドンに良いシュートを放たれるなど、良い場面を作られる回数が増えている。

シーズンのこの時期に疲労が出始め、運動量が落ちてしまうことは、ある程度仕方ない。また、それを踏まえて、アルベロアではなくラスを先発起用しており、対応策を取っていると言え、守備の緩みを意識していることは明らかだ。

今節については、攻撃で押し切るためのメンバーだったし、実際得点が動けば、目論見どおりということになったのだが、心配なのはCLで守備のねじを巻きなおす必要がある時に、きちんとやれるチームになっているかどうか。

後は、最近の試合で触れたカカやケディラの出来について。

モウリーニョはこのところ同じようなメンバーを継続して先発メンバーに選んでいて、その中にカカとケディラが入っているのだが、素晴らしいプレーを出来る試合と、そうでないの試合の差が大きいのが非常に残念。

このまま行けば、彼らは重要な試合でも大きな役割を負うことになる。その時に”出たとこ勝負”では不安だ。コンスタントに出来ることを増やしてもらいたい。

試合としては、とにかくゴールにボールが入ってくれなかった。カソルラフリーキックが後半ロスタイムに入ったことで、その代償をきっちり払わされた。

とはいえ、全体としてダメだった90分ではないので、現地で騒がれるほどのペースダウンになるとは、現時点では思えない。ただ、今はとにかく守備が心配。

■ミッドウィークはビジャレアル

今週はCLはないが、ミッドウィークにリーガがある。

ビジャレアルとのアウェイでの試合で、現地紙が勝ち点を落とすかもしれないとにぎやかに伝えている試合のうちの一つだ。

確かに、下位に沈んでいるとはいえ、アウェイで難しい相手との試合だ。だが、普段のやり方を思い出せれば問題はないはず。疲れと緩みに気をつけて、雑音を静まらせる勝利を得てほしいところ。