ベルナベウも空席が目立ち、完全に消化試合モード。
簡単に振り返っておく。
■マドリーの先発メンバー
GK:ディエゴ・ロペス
DF:ナチョ、ペペ、カルバーリョ、コエントラン
FW:イグアイン
66分:カカ→エジル、ディマリア→シャビ・アロンソ、72分:ベンゼマ→イグアイン
控えメンバーの多い構成。それでもロナウドは先発。
■バジャドリーの先発メンバー
GK:ハイメ
DF:ルカビナ、ルエダ、バリエンテ、バレンシアガ
MF:アルバロ・ルビオ、ビクトル・ペレス;エベルト、オスカル、オマール
FW:ハビ・ゲラ
55分:オマール→ブエノ、71分:アルバロ・ルビオ→サトレ、79分:ハビ・ゲラ→マヌーショ
残留はほぼ問題ないバジャドリー。あとは順位の問題。
■ゆるくても仕方ない
マドリーにはリーガでのモチベーションがない。ベルナベウの雰囲気もゆるかったし、プレーもゆるかった。
監督が変わるにせよ変わらないにせよ、大きな選手の入れ替えはあると思われるので、当然チームの形は変わる。来シーズンに向けた積み上げを求めても仕方のない状況で、この試合で何か目標を持つというのは非常に難しいことだろう。
コパ決勝以外の今シーズンの残り試合は、常にこういった雰囲気になるだろうと思われる。目標がない試合という意味では、フレンドリーマッチとあまり変わりはない。
来シーズンに向けた形が見えてきているのならば、当落線上の選手が頑張るといったことも考えられるのだが、会長選挙があるため、クラブとしての大きな方針から変わってしまう夏を控えており、そもそも基準が未定という状態。
リーガに関しては、ゆるくても仕方ないので、とにかく夏まで大きな怪我なくシーズンを終え、クラブがしっかりとチーム作りをできるような環境が整うよう祈るほかない。