来夏に話題となる予定のベリンガム、中盤の世代交代について。
W杯スタート後のニュースと噂を踏まえて少し。
クロースとモドリッチの後継者と近い将来契約したいと考えているのは周知の事実。
プランAはドルトムントのベリンガムで、しばらく彼を中心に報じられてきたが、W杯がスタートしてからナポリのロボツカ、ベンフィカのエンソ・フェルナンデス、ラツィオのミリンコビッチ=サビッチの名前が報じられている。
🚨Info: Stanislav Lobotka 🇸🇰 a prolongé son contrat jusqu'en juin 2027 avec le Napoli
— Santi Aouna (@Santi_J_FM) 2022年11月25日
▶️ Contrat comprenant une option d'un an quasiment automatique
▶️ Le Real Madrid a pris des renseignements auprès du Napoli pour connaître son prix
▶️ Prix : ~70M€https://t.co/ej7H1q6GSL
ロボツカは今回予選敗退しているスロバキア出身であり、彼のナポリとの契約延長と絡んでの話題で、本大会でプレーしているアルゼンチンのエンソ・フェルナンデス、セルビア代表のミリンコビッチ=サビッチとはやや違う取り扱い。
このように何かと候補が増えるのは、ベリンガムがイングランド代表でゴールを挙げ、話題が増えたことの反動であろう。
ベリンガムを追うのはマドリーだけではない。出身であるイングランドのクラブも当然動向を注視している。
そこへ代表での活躍があると、競合することによって移籍金がより高くなる恐れがあるが、マドリーはオークションへ参加することはない、値段の高騰につき合うつもりはない、という意向を受けての報道と思われる。
気になるのは年齢で、現在ロボツカが28歳、エンソ・フェルナンデスが21歳、ミリンコビッチ=サビッチ27歳である。
近年マドリーが20歳代後半のプレーヤーを取ることはあまりなく、若手路線で成功している点、そもそもクロースとモドリッチからの世代交代が主たる目的である点から、ロボツカとミリンコビッチ=サビッチは怪しい。
この中で現実的にマドリーが好みそうなのはエンソ・フェルナンデスだろうと思われる。
噂によれば、最大1億2500万ユーロほどにまでなるとも言われている、高騰後に想定されるベリンガムの金額と比べればかなり安い移籍金で済むとのこと。
transfermarktでは今のところ3500万ユーロと見積もられており、W杯でさらに上がることを見越してもベリンガムよりはかなり安く契約できそうである。
誰か一人について集中的に報じられているというよりは、名前がいろいろと出てくる現状は、確たるプランBがあるというより、プランAであるベリンガムのオークションへの態度を示唆し金額の高騰を抑えたい、という意向と考えられる。
それでもイングランド方面の引き合いが強く、値段が上がり続けるようであれば、その時にこれらのプランBを考えることになるだろう。