年度末ということもありバタついておりまして、しばらくブログから離れておりました。
間が空いてしまったので、ニュースに絡んで少し。
4人目交代枠の導入、CL出場済プレーヤーの別クラブでの再登録可など、クラブの補強戦略に大きく影響を与えそうな変更が来シーズンに行われることになった。
今回はその中から試合開催時間について。
CLのキックオフ時間が現地時間20時となり、グループステージにおいては2試合が17時55分からとなるとのことで、後者の場合はこれまでよりかなり早いスタートになる。
記事の中では、テレビ放映権料を最大化するための変更との記述があった。
リーガでも同様に早い時間のキックオフがお馴染みになりつつある。
ほんの数年前まで、現地22時キックオフの試合も多くあったし、試合終了すると日付が変わる23時という試合もあったのが、今はランチタイムにスタートする試合がどんどん増えてきている。
アジア向けの戦略として、アジアで見やすい時間帯の試合を作ることもこうした変化の主旨と言われ、実際日本時間の21時や22時開始の試合は定着しつつあるという印象だ。
こうした変更を独身の頃ならば手放しでいただろうが、家族がいるようになった今は、ちょっと複雑だ。
21時なら 子どもがまだ起きていることもある時間で、もし彼らがテレビを見ていようものなら、チャンネル権争いに勝てるはずもない。
幸い子どもが寝ていても、妻が起きているとやっぱり見づらい。
「見てて良いよ。」と言われても、90分集中して試合を見たいし、その間近くにいて会話も何もしないのも悪い気がしてくる。
結局精神的に落ち着いて見られないと判断して、違うチャンネルに合わせることになりがちだ。
そうなると、結局録画したものを見ることになり、それを見るのがいつかというと、皆が寝静まった深夜帯になるから、遅い時間の試合と何も変わらなくなってしまう。
我が家では、早い時間の試合であることが、当然に見やすさには繋がってこない。
結局のところ、皆に迷惑をかけないよう、あまり照明をつけず暗い部屋で、音量も低めにして、膝を抱えながら1人静かに観戦するスタイルが合っているらしい。
もちろんこれは私の経験に基づく話なので、他の方が皆そうだなどと言うつもりは全くない。
家族がいても、早い時間のキックオフを真剣かつ楽しく観戦できている方も大勢いるのだろうと思うし、だからこそテレビ放映権も高額になるわけだから、一般論としては喜ばしいニュースなのだ。
ただ、開催する側がせっかく見やすく環境を整えてくれているのに、こちら側がそのメリットを享受できる枠内にいない、ということに何ともいえない切なさを感じてしまう。
いつの日か、早い時間で見やすかったと何の支障もなく言える日が自分にもやってくることを願うしかない。