jumpinさんが「ヘタフェ、グラネロについてマドリーと争う構え」という記事について書いてらっしゃって、レンタル移籍だったはずのグラネロが、いつの間にかヘタフェが保有する選手となっていたことに驚いたので少し記事を調べてみました。
ソースはこちら。
jumpinさんが訳してくださった全文訳はこちら。
腑に落ちないのは、カルデロン会長が、「カンテラーノスの3人はマドリートップチームに復帰する」と発言した時期にグラネロの保有権がヘタフェに移っていたと読み取れること。
そういう解釈で間違っていなければ、無駄なやり取りとだったいうことになるのだが、実際にどういうことか不明。今後の情報で明らかになる部分があるだろう。
マドリー側としてはグラネロも、同じくヘタフェに移籍しているデラレ(彼の場合は買い戻しオプション付きの完全移籍であることがはっきりしている)も復帰させたい考えのようだ。
「ミヤトビッチ、戦力とみなしているとグラネロに語る」というマルカ紙の記事では以下のように報じられている。以下訳。
グラネロのメロドラマは終わりを迎えた。彼は先週の火曜日、サンチャゴ・ベルナベウを訪れ、ミヤトビッチ、カルロス・ブセロ、ホセ・アンヘル・サンチェスと会談し、自身の居場所が来シーズンのマドリーのチームにあるかを話し合った。
マドリーはグラネロが将来について決断するのを待っている。この会談でグラネロはマドリーに復帰したい意思を伝え、ミヤトビッチはグラネロのヘタフェでの素晴らしいシーズンを称えた後、彼に対してドアが開いていることを伝えた。
グラネロはトップリーグでの試練に合格し、マドリーは彼をシュスターの指揮下に置きたいと思っている。シュスターはカンテラ出身である彼の良さを直接知っており、中盤を強化するにあたって有用な選手となり得ることを理解している。
ヘタフェの会長であるアンヘル・トーレスが先週火曜日に、グラネロがヘタフェでプレーし続けることについてマドリーと合意したと認めていたが、マドリーの決断はグラネロの将来をめぐって起きていた論争に終止符を打つことになった。
しかしながら、一旦ヘタフェでプレーするとしていたが、最終的にはマドリーに復帰するという選手の決断を欠いている。グラネロは最高のレベルでプレーするチャンスを与えてくれたヘタフェに所属していることに大変感謝しているが、マドリーで勝利を収めるという彼自身の大きな夢を実現するチャンスを逃すことはできないとも考えている。
・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・
デラレについても、ミヤトビッチ自身がインタビューで復帰することを認めたようだ。(ソースはマドリーの公式サイト。スペイン語の記事はすでに出ていますが、せっかく日本語に訳してくれるので、本文は訳が出たら載せます)
これで、(経緯は別にして)カンテラーノス3人の復帰がある程度明確になってきたといっていいのではないだろうか。
ただ、グラネロに関しては、プレーする時間を求めているといった記事が以前からあり、そのためにプレミアへの完全移籍が取り沙汰されてきた。
マドリーの中盤(もしくは前線)の競争が厳しいのは事実で、それが嫌で移籍を求める、ということがないとはいえない。
よって、「ひとまず復帰が決定」と言った方が良いのかもしれない。