レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ラウールインタビュー ―リーガ500試合出場記念―

数日前のアス紙のインタビュー。マジョルカ戦前なので、入れ違いにはなるけれど、記念なので。

(マドリーでリーガ出場500試合目となるラウール。これまでの499試合のうち、470試合に先発している)

・ソン・モイでプレーすればマドリーでリーガ出場500試合出場となります。あなた以外に5人しか達成していない数字ですが、31歳での到達は最年少の記録ですね。

17歳でデビューして、多くの人に支えられてここまでやってきた。今は、この14年間の監督、バルダーノから今のファンデ・ラモスまでだけれど、彼らがいつも僕を信頼してくれたことに感謝する時だ。彼らは僕をより良い選手、より良い人間となるよう指導してくれたからね。

・マドリーでは、523試合まで記録を伸ばしたサンチスだけがこの神話的な500試合出場という数字を達成していますね・・・

彼の記録にこれほど近づけるなんて信じられないことだよ。サラゴサでデビューした当時、マノロは若い選手達にとって大きな存在だった。そして今は近い位置にいる・・・フットボールには思い出があるから、どうやってここまでやって来たか、忘れるわけにはいかない。同じ数字に届くことになるなんて、想像もしなかったよ。

・これまでに野心を失ったことはありますか。

そんなことは全然ないよ。14年間この紋章のために人生を捧げてきたし、これからもまだしばらく飢えと良心を残してやっていくよ。

・これまでの499試合で、どんなことが目に焼き付いていますか。

サラゴサでの最初の試合、セドルン(当時のサラゴサのキーパー)の前での最初のチャンスのことを生き生きと覚えていない、といったら嘘になるね。ダービーでの最初のゴールも忘れられないものだよ。そして他のどんなことよりも、チームメイトとともにリーガで6回優勝したことさ。今は順位を上げるのが大変で、見てくれている人たちがリーガを制することが難しいことだと評価している。だから6回の優勝を思い描くよ・・・

・デビューした子供の頃からずっとロッカールームの支配者であるかのように書きたてる、たくさんの噂話がありますね。

僕に言えるのは、この15年間一緒にプレーした150人以上の仲間たちにとても感謝しているということだけだ。レドンドやイエロのような偉大な選手たちが、僕がより早く完成して、プレイヤーとしての今僕になるを助けてくれた。だから、記録の達成は嬉しいけれど、この記録は彼らとともにあるものだよ。

バルセロナとは12ポイント差で、リーガが絶望的ですね。

まだ20節(行われたマジョルカ戦を含めて)残っていて、勝ち点が60残っている。結果が決まったようなリーガはたくさんある。バルサはとてもいいプレーをしているけれど、これまでの2年間、僕らはすべての予想に反して彼らを上回ることができたから。

・つまり、信頼を失わない理由ですね。

その通り。マドリーはこのリーガでも、CLでも終わったと言ったことはないんだ。

・500試合出場おめでとうございます。

マジョルカに勝つことがお祝いさ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

マジョルカに勝利し、しかもゴールを挙げるという最高の形で500試合出場を祝ったラウール。

どんな監督にも信頼されるプレーを見せたことは当然素晴らしいことだが、大きな怪我をほとんどしなかったということも称賛に値する。出場し続けることでしか、500試合出場という記録は達成できないものなのだから。

まだ当分記録を伸ばしていくだろう。それとともに、タイトルの数も増やしていってもらいたい・・・